リヴァトレが社会復帰者1900人を達成
株式会社リヴァが展開するリワークサービス「リヴァトレ」は、2011年のサービス開始から14年の年月を経て、社会復帰者数が1900人を超える成果を上げました。リヴァトレでは単なる職場復帰ではなく、自己変容を重視した「リライフ」を理念に掲げており、心の健康を取り戻し、納得のいく人生を歩む一助となることを目指しています。
「戻ろう、ではなく、進もう」
リヴァトレの基本的な考え方は、「戻ろう、ではなく、進もう」というフレーズに集約されています。これは、休職や離職状態からただ職場に戻るのではなく、自分と向き合い、自己を見つめ直すことを促すものです。この新しい視点を持つことで、参加者は自らの進むべき道を再発見し、よりよい未来に向けて一歩を踏み出す機会を得ることができます。
高い就労継続率
リヴァトレ利用者の就労継続率は、復帰後6か月で約90%に達しています。これは、特にメンタルヘルスに不調を抱える人々が安定した職に戻るために必要なサポートを提供することの重要性を示しています。リヴァトレを経て社会復帰を果たした卒業生たちは、自身の体験を通じてメンタルヘルスがどのように人生を変えることができるのかを語ります。
卒業生の声
1.
30代女性(適応障害)
産業医からリワークを勧められ、抵抗感を抱きながらもリヴァトレに通い始めました。実際に通ってみると、その雰囲気は明るく、他の参加者が目標に向かって努力している姿に感動しました。自分も変わりたいという思いが強まりました。
2.
40代男性(うつ病)
うつ病になったことで多くの気づきを得ました。以前の完璧主義から、トライアンドエラーを受け入れられるようになり、リヴァトレで出会った仲間たちのおかげで居心地の良い場所を見つけられました。
メンタルヘルス問題の現状
現在、日本には約600万人が心の病を抱えており、これは日本の人口の約20人に1人に相当します。特に新型コロナウイルスの影響で、うつ症状を抱える人の割合は急増しています。心の健康を維持するためには、復帰後の生活に向けた準備が欠かせません。焦って元の職場に戻ることが再発を招く要因となるため、休職期間中にリワークなどの支援を受けることが求められます。
「イキカタサガシ」の取り組み
リヴァトレは、社会復帰を支援するために「イキカタサガシ」というプログラムを展開しています。このプログラムでは、日常生活から一歩離れた環境で、自分自身を再評価し、新しい可能性を発見しようとします。参加者は、自分の人生をどう生きたいのかを見つめ直す機会を得られます。
参加者からは、楽しいことを自分で生み出せることに気づいた、新しい挑戦をしてみたいと思えた、田舎へのイメージが変わったなどの感想が寄せられています。
まとめ
リヴァトレは、リライフの理念に基づき、社会復帰を支援するための先進的な取り組みを行っています。メンタルヘルスに向き合いながら、新たな挑戦をしたいと願う人々にとって、リヴァトレは大きな可能性を秘めた存在です。これからも、多くの人々が自分らしい生き方を見つけられるような支援を続けていくことが期待されます。
会社概要
- - 会社名: 株式会社リヴァ(Liva Inc.)
- - 所在地: 東京都港区西新橋2丁目35-2 YP虎ノ門4F
- - 代表者: 伊藤 崇
- - 設立: 2010年8月
- - 資本金: 14,000,000円
- - URL: https://liva.co.jp