コロナ禍の訪問介護
2021-05-11 21:43:52
新型コロナ禍における高齢者への訪問看護・介護の重要性
新型コロナウィルス陽性者向けの訪問看護と介護
新型コロナウィルス感染が広がる中で、特に高齢者の在宅介護は重大な課題となっています。高齢者が陽性となった際、最も困難なのは入院先が確保できない状況です。保健所や市町村、担当ケアマネジャーとの連携の下、訪問看護師と訪問介護員がご自宅を訪問する体制を整えています。
高齢者の孤立化の現状
最近では、介護を担当していた家族が陽性になり、濃厚接触者となったことで、在宅で生活する高齢者の介護が行えなくなるケースが増加しています。入院が必要な状態でも入院先が見つからず、さらに利用できる介護保険サービスが制限され、孤立が深まる高齢者が増えてきました。
このような状況において、訪問看護師や訪問介護員の役割は非常に重要です。彼らはご自宅を訪れ、必要な相談援助を行い、体調や症状の確認を実施し、さらには連携医からの指示に基づく処置を提供しています。これにより、高齢者が自宅で安全に生活できるようサポートされているのです。
専任チームの発足
本来であれば入院がすぐに必要な場合でも、入院先が確保できない現状を受けて、在宅医療・介護専門企業が緊急対応チームを立ち上げました。このチームは、訪問看護師と訪問介護員で構成されており、主任ケアマネジャーが事務局としてバックアップを行っています。彼らはPCR検査で陽性または濃厚接触者に限定して訪問し、高齢者の孤立を防ぐ役割も担っています。
地域への貢献
訪問看護と介護によるこの取り組みは、地域全体の感染リスクを低減させる効果も期待されています。高齢者が孤立しないように支援することで、感染のさらなる拡大を防ぎ、地域全体の健康を守ることにも繋がっています。
具体的な支援事例
最近、西宮市では往診医と連携し、自宅で療養を続ける高齢者への初期対応を行っています。これにより、病院に入院できない高齢者や、その他の自宅療養者に対しても、適切なケアを提供しています。現場では、日々新たな課題が浮上しているものの、訪問介護と看護の重要性はますます高まっています。
このような取り組みを通じて、高齢者が安心して自宅で療養できる環境を作り出すことが求められています。今後も、地域と連携しながら高齢者への支援を続けていくことが期待されています。
会社情報
- 会社名
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株式会社ロジケア
- 住所
- 兵庫県芦屋市大原町4-10
- 電話番号
-
0797-35-7113