マルチブック、ISO認証の最新規格への移行を発表

マルチブック、最新のISO/IEC認証を取得

株式会社マルチブックは、東京都品川区に本社を置く企業で、情報セキュリティに関する国際規格「ISO/IEC 27001」と「ISO/IEC 27017」の認証を最新内容に更新したことを発表しました。この更新は、2022年3月21日に取得した情報セキュリティマネジメントシステム（ISMS）の認証を基に行われ、顧客に高い信頼性を提供することを目的としています。

ISO/IEC 27001と27017とは

「ISO/IEC 27001」は、組織がISMSを確立し、運用し、継続的に改善するための要件を定めた国際的な規格です。この認証は、情報資産を保護し、ステークホルダーからの信頼を獲得するために重要です。一方、「ISO/IEC 27017」はクラウドサービスに特化した基準であり、特有のリスクに対応したセキュリティ対策を提供し、サービスの提供者と利用者双方の安心を確保します。

認証更新の背景

マルチブックは、企業が抱える経営課題を解決するためのグローバルクラウドERP「multibook」を展開しており、重要な会計情報を多く取り扱っています。そのため、情報漏えいリスクに備えた強固なセキュリティ体制の構築が必要です。今回の認証更新は、国際的な基準に基づいた情報セキュリティ管理体制の一環として行われました。

認証の詳細

ISO27001認証情報

- 認証基準：ISO/IEC 27001:2022, JIS Q 27001:2023
- 登録事業者：株式会社マルチブック
- 認証登録番号：IS 762759
- 登録範囲：クラウド型ERPサービスの開発及び運用、経理業務アウトソーシングサービス提供
- 認証機関：BSIグループジャパン株式会社
- 初回認証日：2022年3月21日
- 更新日：2025年3月10日（有効期限：2028年3月20日）

ISO27017認証情報

- 認証基準：ISO/IEC 27017:2015
- 登録事業者：株式会社マルチブック
- 認証登録番号：CLOUD 775293
- 登録範囲：クラウドサービスプロバイダとしてのシステム開発・運用・保守
- 認証機関：BSIグループジャパン株式会社
- 初回認証日：2022年11月15日
- 更新日：2025年3月10日（有効期限：2028年3月20日）

「multibook」の特徴

「multibook」は、2027年の新リース会計基準に完全対応したグローバルクラウドERPサービスです。導入が迅速で、業務の円滑な運用を支援するスピード重視のシステムです。また、12ヶ国語に対応し、複数通貨・帳簿を扱うことができ、全世界の拠点をシームレスに統合します。多様な業種に対応し、上場・非上場を問わず広範な導入実績を誇っています。