サクサ、新型UTM「SS8000」を発表
サクサ株式会社が、2026年12月上旬に小規模・中小企業向けの新しい統合脅威管理アプライアンス(UTM)「SS8000」を発売すると発表しました。これは特にサイバーセキュリティ対策を強化するために設計されており、AIを活用したフィルタリング機能を搭載している点が最大の特長です。
サイバー攻撃の深刻化背景
近年、サイバー攻撃の手法はますます巧妙化しており、特に新種のウイルスや未知の脅威に対するリスクが顕在化しています。小規模・中小企業は、そのサプライチェーンの一部として攻撃を受ける可能性が高いため、継続的なセキュリティ対策とインシデント発生時の迅速な対応が求められています。このような背景から、経済産業省の「SCS評価制度」に基づいたセキュリティ対策の重要性も高まっているのです。
AIフィルタリング機能の詳細
「SS8000」には、これまでにない「AIフィルタリング」機能が搭載されています。この機能は、クラウド上で収集した最新のセキュリティ情報をリアルタイムで活用し、危険なWebサイトへのアクセスを未然に防ぎます。具体的には、脅威情報を自動で収集・分析して危険性のあるWebサイトを判別し、迅速に対応します。従来のシグネチャ型の対策では見逃しがちな未知の脅威に対しても、高いレベルでの防御が期待できます。
大幅に拡充されたサイバー保険サービス
さらに、サクサは従来のサイバー保険サービスを大幅に改善。賠償費用の上限を従来の2倍に当たる最大200万円に引き上げ、法律事務所による相談サービスや事故後の対応方針のコーディネート機能を新たに追加しました。これにより、インシデントが発生した際の経済的リスクと法的リスクを低減する支援を行います。
超高速のスループット性能
また、SSシリーズにおいて最速のスループット性能を誇ります。従来機種の約2倍の速度で運用できるため、情報の遅延を減らし、よりスムーズで快適な通信を提供します。特にデータ量が多くなりがちなクラウドサービスの利用においても、その効果は顕著です。
環境への配慮
本製品は環境にも配慮されています。フレームパーツには、リサイクルプラスチックを使用することで、環境負荷の軽減に貢献しています。このような取り組みも、サクサの企業理念に基づくものです。
まとめ
新たに発表された「SS8000」は、小規模・中小企業向けに特化したサイバーセキュリティ対策の一環として、AIフィルタリング機能や大幅に拡充されたサイバー保険など、多様な機能を搭載し、非常に期待される製品です。企業が安心して業務を継続できるためのセキュリティ環境を提供することを目指すサクサの努力が、今後どのように評価されるのか注目です。