水循環型ソリューションが評価される
2026年に開催された第12回「ジャパン・レジリエンス・アワード」(強靱化大賞)において、キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)と株式会社FREE(以下、FREE)がパートナー企業と共に「最優秀賞」を受賞しました。この受賞は、空気製水機を中心に、生活排水の浄化・再利用を組み合わせた水循環型ソリューションの取り組みが評価された結果です。
アワードの主催である一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会は、未来志向の社会を築くために、さまざまな取り組みを支援しています。このアワードでは、さまざまな応募者の中からレジリエンス性、公共性、持続性など複数の観点から優れたプロジェクトが選ばれます。今回の受賞は、数ある応募の中から、この水循環型ソリューションが特に評価されたことを示しています。
水循環型ソリューションの詳細
受賞した水循環型ソリューションは、独自の空気製水機を基盤とし、それに生活排水の浄化・再利用技術を加えたものです。このシステムは、自立分散型の水インフラであり、太陽光パネルと蓄電池を利用することで、従来の上下水道や電力供給に依存せずに運営されています。これは特に、自然災害や断水時に自立的に水を供給できる仕組みを実現しており、公共施設や企業の事業所で日常的に利用可能です。
このソリューションは、インフラの老朽化や人口減少といった社会課題への対応策としても注目されています。日常的な水供給の持続可能なモデルを構築することで、社会全体のレジリエンス向上を目指しています。
今後の展望
今後、キヤノンMJとFREEは、施設や地域に固定された建屋型ソリューションの販売検証を進めるだけでなく、必要に応じて移動できる型のソリューションに関する実証も推進していく予定です。用途や導入シーンに合わせた製品ラインアップの拡充を目指し、事業化に向けた取り組みを加速させる計画です。
また、地方自治体や観光業、福祉分野のニーズにも対応し、自立型インフラの社会実装を推進する方針です。実証実験は岐阜県を中心に行われており、今後は他の自治体や民間企業とも連携しながら、特にインフラに制約のある地域への展開を図っていきます。この取り組みを通して、災害に強く、持続可能な社会の実現を目指す姿勢は非常に意義深いものです。
会社概要
- - 会社名: 株式会社FREE
- - 設立: 2012年11月
- - 所在地: 福岡県福岡市博多区冷泉町5-15
- - 代表者: 代表取締役 高橋友二
- - 事業内容: 大気から安全な飲料水を生成する「空気製水機POTORI」の製造・開発など
- - URL: https://freerf.jp/
このように、キヤノンMJとFREEは革新的な技術を活用して、持続可能な水供給の実現に向けて取り組んでいます。今後の彼らの活動に期待が高まります。