新しいヘルニア修復メッシュ
2024-09-27 23:25:04

医療現場の新たな選択肢を提供する! 3D Max(R)ミディアムタイプが登場

新しい選択肢、3D Max(R)ミディアムタイプの魅力



株式会社メディコンは、鼠径ヘルニア修復術に対応した新しいメッシュ「3D Max(R)ミディアムタイプ」を、8月に発売しました。この製品は、腹腔鏡下手術における重要な選択肢の一つであり、患者の体型や症状により適切なメッシュを選択することが可能になります。特に、既存の「3D Max(R)スタンダードタイプ」と「3D Max(R)ライトタイプ」の特長を兼ね備えた中間の重さを持つのが特徴です。

製品の特長



1. 解剖学的形状



このメッシュは鼠径部の形状に合わせた立体的なデザインで、手術時の固定数を減少させることが期待されます。これにより、手術がよりスムーズに進むことが可能です。

2. 堅さとしなやかさの両立



「3D Max(R)ミディアムタイプ」は、Medium Weightの特性を持っており、しなやかさと堅さを両立しています。これにより、ロボットによるヘルニア手術でも大きな利点を発揮します。また、大きな網目(Large Pore)を採用しており、メッシュ越しに腹壁側の視認性が向上し、位置調整も容易になるのです。

3. メッシュの配置サポート



本製品には、手術中のメッシュ配置を支援する機能が備わっています。その中には「Sealed Edge」技術があり、メッシュの展開をスムーズにし形状を維持します。さらに、術野でのメッシュ配置を助けるための「Medial Marker」や「Anatomical Orientation Marker」も含まれます。

4. サイズの豊富な展開



新たにXLサイズが追加され、組織の欠損の大きさに応じたサイズ選択が可能になりました。これにより、患者の個々のニーズに応じた治療が実現します。

鼠径ヘルニアとは



鼠径ヘルニアは、加齢やその他の要因により鼠径部の筋膜が弱くなり、内臓が筋肉の隙間を通ってお腹の外に出てしまう病気です。国内では毎年約15万件の手術が行われており、腹腔鏡下手術が一般的な治療法の一つとされています。手術の際には、メッシュが用いられることが多く、新製品の「3D Max(R)ミディアムタイプ」はその選択肢として重要です。

会社背景とBDグループの役割



株式会社メディコンは、1972年に設立され、医療機器の販売を行っています。2017年にBDの一員となり、より広範な医療分野に展開しています。BDは世界的に医療機器業界で認知されており、患者の治療に革新的なソリューションを提供することを目指しています。医療機関との協力を通じて、患者リスクの軽減や医療効率の向上に貢献しています。

新しい3D Max(R)ミディアムタイプメッシュの登場により、今後の鼠径ヘルニア治療において、より多くの患者に適切な治療が提供されることが期待されています。


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会社情報

会社名
日本ベクトン・ディッキンソン株式会社
住所
東京都港区赤坂4-15-1赤坂ガーデンシティ
電話番号

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