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おうちでハモろう！オンラインアカペラ合唱部の魅力

新型コロナウイルスの影響で、外出自粛が求められる中、歌うことが好きなこどもたちが活躍できる場を作るために「おうちでハモろう！オンラインアカペラ合唱部」が始まりました。このプロジェクトは、コロナ禍で活動を制限された合唱部やアカペラサークルの学生、そして歌を楽しむ子どもたちに向けて、練習を続ける意欲を支えることを目的としています。

プロジェクトのスタート

4月7日から募集がスタートしたこのオンライン合唱プロジェクトは、自由に参加できるように無料とされており、さらに賛同者にはサポーターズチケットの購入を通じて支援を呼びかけました。参加は全てオンライン、毎週行われる練習には、合計で約80名の子どもたちが集まりました。これらの練習は、合唱グループINSPiのメンバーもリーダーとして関わり、感染対策を講じながら進められました。

オンライン練習会の実施

4月中には、Zoomを使用したオンライン練習が3回行われ、毎回約40名ほどの参加者が集まりました。子どもたちが普段どれほど友達と歌うことを楽しみにしていたのか、オンラインの場での発声練習では、彼らの表情から活気が溢れていました。一人一人が楽しく歌う姿に、寂しさを乗り越える力を感じました。

感謝の言葉とプロジェクトの意義

プロジェクトの参加者、保護者、INSPiのメンバーへの感謝の言葉を杉田篤史氏は最後に述べています。「歌うことは、今大変な思いをしている人たちを勇気づける力を秘めています。子どもたちがその思いを込めて歌ってくれたこのプロジェクトが、みんなにとっての支えとなればいいと願っています。」

小さな一歩が、子どもたちの心に大きな影響を与えることができるとこの活動は確信しています。今後も、このようなプロジェクトが続いていくことを期待しましょう。

参加者の声

参加者からの感想も集めており、「楽しい！」と純粋に答える子どもたちの様子が印象的です。歌の練習の合間には、お互いの様子について話し合い、時には悩みを吐露する場にもなりました。普段の生活ではあまり語れない気持ちを共有することで、絆が深まっていく様子が見られました。

完成した合唱動画

最終的に、参加者から送られた動画は60本を超え、これらを組み合わせた完成動画が作成されました。中には、家族の事情で参加できなくなった子どももいましたが、彼らの元気な歌声が他のメンバーを通じてしっかりと届いています。歌詞の持つ意味が、各々の生活の中に忍び寄る不安や孤独を洗い流し、子どもたちの心に新たな希望を灯すことができたのです。

元気いっぱいに歌う姿を見れば、多くの人に勇気を与える反響が広がることでしょう。私たちもこの素晴らしいプロジェクトを通じ、歌が持つ力を再確認しました。今こそ、音楽によって感情を共有し、支え合うことの大切さを感じるときです。プロジェクトの様子や詳しい内容は、公式サイトを通じて知ることができます。

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