クラシエが新たな研究拠点を大阪に開設
クラシエ株式会社は、新しい研究開発拠点「ウェルビーイングリサーチセンター/食品研究所」を2024年10月28日から大阪市北区の「Nakanoshima Qross」で本格稼働させることを発表しました。この新しい施設は、医食美や快適さの領域での研究を強化し、新たな価値を創出することを目指しています。
クラシエのビジョン
クラシエは「世界を夢中にする100年企業」を目指し、経営機構改革を推進しています。自社の強みを最大限に生かし、「医食美・快適」という領域で新しい価値とイノベーションの創出に取り組んでいます。この新しい研究所の設立は、そんな目標に向けた重要な一歩となります。
WTOリサーチセンターの取り組み
新設されたウェルビーイングリサーチセンターは、社外の研究機関との交流を促進すること、市場との接点を強化すること、そしてサステナビリティへの取り組みを掲げています。
特に、今回は高槻市から大阪市中心部へ移転することで、学術情報や市場情報へのアクセスが大幅に向上します。周辺には多くの教育機関や文化施設が点在しており、最新のトレンドをキャッチする絶好の環境が整っています。
新しいイノベーションを促進する環境
この研究センターでは、さまざまなバックグラウンドを持つ研究者や外部企業との交流を促すために、未来医療R&Dセンターや三井リンクラボ中之島と同じフロアに位置しています。これにより社内外の知識や技術が融合し、革新的なアイデアや商品が生まれる可能性が高まります。
最新の設備が揃った研究環境
また、実験室には最新の、省エネルギー機器が導入されており、実験の効率を高めつつ環境負荷を軽減する工夫がされています。バイオセーフティレベル2のスペースを設けることで、安全かつ高効率的な作業が可能になっています。さらに、ペーパーレス化やオフィスのコンパクト化も進められ、エネルギーの節約に寄与しています。
終わりに
クラシエ の新たな研究拠点は、医食美・快適領域における基礎・応用研究をさらに強化し、持続可能な未来を目指す新たな一歩です。研究の成果がどのように社会に貢献していくのか、今後の展開に期待が高まります。