インドでの法人向けデジタルギフトの新展開
インドにおけるビジネスのデジタル化は急速に進んでいる。そうした中、ペイクラウドホールディングスの子会社、株式会社バリューデザインが新たな一歩を踏み出した。
企業向け決済サービスプラットフォームを持つZyroと手を組み、法人向けに特化したデジタルギフトの販売を支援する取り組みを始めたのである。これにより、従業員やビジネスパートナーへのギフト提供がよりスムーズになり、カスタマイズ性が向上することが期待されている。
バリューデザインとザイロの強力な提携
バリューデザインのインド子会社であるValuedesign Services Private Limitedは、ZyroのAPIを活用することで、500種類以上のデジタルギフトを取り扱うことが可能になる。この仕組みを取り入れることで、企業はスマートフォンから簡単にギフトを選び、購入し、送信することができるのだ。
利用者は、カフェやレストラン、ファッション、ライフスタイルなど、さまざまなカテゴリーから、自分のニーズに最適なデジタルギフトを選ぶことができるため、法人向けの利便性が大いに向上する。
進化するインドのギフト市場
最近、インドでは企業の従業員やパートナーとの関係を強化するため、ユニークで効果的なギフトの需要が増えている。デジタル化が進んだことで、消費者が求めるギフトの選択肢も多様化しているため、バリューデザインとZyroの連携は、このニーズに的確に応える企画と言えるだろう。
バリューデザインが提供する「Value Card」サービスにより、12万店舗以上が独自のハウス電子マネーを発行可能で、2025年3月末までにサービス導入店舗数は11,400に拡大する見込み。また、Zyroは1,700社以上の顧客基盤を誇り、企業の決済処理を容易にするため、財務管理の効率化を支援している。
デジタルギフトへの期待
企業がこの新しいデジタルギフトの取り組みを通じて得るメリットは多岐にわたる。バリューデザインとZyroは、年齢層や嗜好に応じた個別のギフト体験を提供するため、購買データを分析し、適切な提案を行うことにも注力している。
これにより、企業は従業員のモチベーションを維持しながら、顧客やパートナーとの関係も強化できるのだ。
まとめ
Zyroとバリューデザインの提携により、インドの法人向けデジタルギフト市場は新たなフェーズを迎えつつある。スマートフォン一つで500種類以上のデジタルギフトが選べる自然な流れは、これからのビジネスシーンにおいても重要な役割を果たすだろう。今後の展開が非常に楽しみである。