タイミーとワタミが業務提携！新たな店舗運営モデルを構築

近年、外食産業は少子高齢化や労働人口の減少という厳しい現実に直面しています。このような中、スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミー（以下、タイミー）と、ワタミ株式会社の子会社WATAMI FAST CASUAL株式会社（以下、ワタミ）は業務提携を結びました。「フルタイミー」という新たな店舗運営モデルを構築することを目指し、外食業界の人手不足解消と事業成長を図るための取り組みが注目されています。

業務提携の背景

外食産業は長年にわたって人手不足の課題を抱えており、この傾向は今後も続くと見込まれています。この問題に対処するため、タイミーはスキマバイト人材の活用と育成のノウハウを提供し、ワタミはその豊富な業界経験を活かして労働力を強化することに合意しました。両社の知識と資源を結集し、店舗運営の新たな形を創出します。

フルタイミー店舗運営モデル

この提携の初の実践として、2025年4月にオープン予定の「サブウェイヨコハマベイサイド本店」では、全ての従業員がタイミーワーカーで構成される店舗運営が行われます。このモデルにより、サブウェイ未経験者への研修制度を整え、店舗内でさまざまなスキルや経験を積む機会を創出します。これにより、ワーカーの成長を促進するとともに、業界内での人材確保を効率的に実現します。

さらに、4月24日には「サブウェイ新宿小田急ハルク店」のオープンが予定されており、こちらもフルタイミー形式での営業を開始します。このように、タイミーとワタミは体制を整えながら、全国に広がるサブウェイ店舗の運営を支えていく構想です。