HIS、バリ島でインドネシア人向け日本語教育を開始

バリ島で始まった新たな教育プログラム

HISインドネシア法人は、インドネシアのバリ島にて新たに外国人人材教育事業を開始しました。このプログラムは、日本での就労を希望するインドネシア人を対象としており、日本語教育に加え、人気の観光業に特化した専門的なスキルを教えることを目的としています。

日本企業との架け橋

観光産業においては、人手不足が深刻な問題となっています。HISは、宿泊業や外食業、ビルクリーニング業などの分野で、日本企業とインドネシアの優秀な人材を結びつける架け橋となることを目指します。これにより、両国の経済や文化交流を促進しようとしています。

充実した教育プログラム

新たに設立された「LPK HIS BALI」では、質の高い日本語教育に加え、観光業での実践的なインターンシップの機会も提供します。これは、学生が学びながら実務経験を積むことを可能にし、グローバル市場のニーズに応じたスキルを身につけるための助けとなります。こうしたプログラムを通じて、学生たちが国際的な舞台で成功を収められるようになることを目指しています。

PT.JIPA GROUPとの協業

また、HISインドネシア法人は、インドネシア国内で著名な日本語教育機関「PT.JIPA GROUP」と協力し、教育に関するリソースと知識を最大限に活用しています。これにより、日本語教育プログラムの質を向上させ、学生にとってより魅力的な学びの場を提供することが可能になります。

今後の展望

年内には人材派遣ライセンスの取得を目指し、自社の事業を拡大させる計画です。将来的には、日本だけでなく、韓国やオーストラリアなどの他国への人材派遣も視野に入れて、広範なグローバルネットワークの構築を進めていく考えです。このような取り組みにより、バリ島の労働者たちは国際的な舞台で活躍し、日本の観光業界にとっても優秀な人材が得られることが期待されています。