異業種交流でのリーダー育成プログラム
株式会社ライフシフトの代表、徳岡晃一郎氏が手掛ける「イノベーターシップ養成プログラム(ISP)」が、いよいよ第13期を迎えます。このプログラムは、次世代のリーダー層の育成を目的とし、企業向けに設計された実践的な内容です。2024年度より春と秋の2期制で運営される本講座は、変化が激しい現代社会において必要とされるリーダーシップの在り方を再定義します。
現代では、単なるマネジメントやリーダーシップにとどまらず、「イノベーターシップ」が求められる時代です。この概念は、革新的であり、周囲を巻き込む能力を持ち、ゼロベースのデザイン思考ができる資質を指します。これに基づき、参加者には「真善美」の思想を基盤とする「イノベーターマインド」を育成し、デジタルトランスフォーメーション(DX)やデータサイエンスなどVUCA(不確実な、変動の激しい、複雑な、曖昧な)時代に不可欠なスキルを習得させることが目指されています。
講座の詳細
本講座は、2025年10月16日から2026年2月20日まで、全10回の対面講義として実施されます。会場は多摩大学大学院の品川サテライトで、一部は京都でも開催される予定です。プログラムは、イノベーション研究の権威を招いた講義や、他社との交流、参加型のアクティブセッションが魅力です。特に、異業種交流を通じて、視点を広げることができるのも大きなメリットです。
さらに、プログラムでは「イノベーターシップを培う『5つの力』」を重要視します。これにより、参加者が持つビジョンを明確にしながら、自らの成長を振り返るリフレクションの機会が設けられています。これによって、長期的な視点を持ち、自己の能力を高めることが促進されることでしょう。
これまでの参加企業
既に富士通や味の素ファインテクノ、JFEスチールなど、約12社から19名が受講しています。この多様な企業参加者が生み出す異業種交流は、互いに刺激し合い、成長を加速させることに寄与しています。
第13期の受講枠はすでにいっぱいですが、次期第14期は2025年の春に開講予定とのこと。このように時代の要請に応える形で新たなプログラムが提供されていくことが期待されます。
今後もライフシフトは、企業やそこで働く人々のさらなる成長に寄与するため、講座の開発・進化を継続し、革新の先導役としての役割を果たしていくとしています。