JAF中国、冬の雪上研修を実施
一般社団法人日本自動車連盟(JAF)の中国本部が、鳥取県江府町の休暇村奥大山にて、 2025年2月5日(水)と6日(木)にわたって、ロードサービス隊員向けの雪上研修を行います。この研修は、冬の救援技術を高めることを目指した重要な取り組みです。
増加する救援要請に対応
昨年の冬季に、中国地方では雪に関連するロードサービスの救援要請が500件を超えました。このような状況を受け、JAF中国は雪上での運転技術や救援作業に必要な知識を身につけるための研修を実施する運びとなりました。参加者は、交通事故を防ぎ、効果的な救援技術を習得することが期待されています。
研修内容と概要
研修は2日間にわたり、さまざまな実践的な内容が盛り込まれています。具体的には以下のようなプログラムが予定されています。
- - 日時: 2025年2月5日(水)13:00~17:45、2月6日(木)9:30~15:00
- - 場所: 休暇村奥大山(研修室および施設駐車場)
- - 内容:
- 冬季に発生した事故事例に関する座学
- レッカー車や乗用車を用いた雪道走行および制動距離の検証
- タイヤチェーンの取り付け方法とその効果
- 故障車両のけん引作業に関する実地演習
- スリップやスタック車両の救援作業
この研修の重要なポイントは、実際の雪上での運転技術を高めるだけでなく、視覚的・理論的な知識を組み合わせて学ぶことです。また、当日の積雪状況によっては、研修内容が変更されることがありますので、参加者は柔軟な対応が求められます。
結論
JAF中国が行うこの雪上研修は、冬季の厳しい気象条件下でも効果的な救援を行えるようにするための重要なステップです。参加者たちは、この研修を通じて実践的な技術を磨き、冬の道路をより安全にすることを目指しています。これにより、地域の安心・安全が一層向上することでしょう。