全力蹴球プロジェクトが始動!
日本サッカー協会(JFA)と公益財団法人 日本漢字能力検定協会が、2025年6月から「全力蹴球プロジェクト」を開始することを発表しました。このプロジェクトは、生涯スポーツであるサッカーと生涯学習としての日本語・漢字を結びつけ、学びの楽しさや喜びを広めることを目指しています。
この取り組みは、2026年のFIFAワールドカップに向けて、SAMURAI BLUE(日本代表)の合言葉「最高の景色を2026 FOR OUR GREATEST STAGE」と連動しており、特別コラボ企画が年間を通して展開される予定です。
プロジェクトの主な取り組み
1. 漢字展示
今年は「今年の漢字」が30周年を迎えることから、漢検協会は歴代の漢字を大書として展示しています。その一部として、サッカー日本代表が初めてワールドカップ出場を決めた1997年に選ばれた「倒」のレプリカが、東京・JFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!」にて特別展示されます。
- - 期間: 2025年6月14日(土)から
- - 場所: JFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!」(東京都文京区後楽1-3-61 東京ドームシティ)
- - 展示内容: 1997年「今年の漢字」第1位「倒」の大書レプリカ
2. 漢字検定の配布
JFAと漢検協会は、FIFAワールドカップに向けたSAMURAI BLUEの意気込みをテーマにしたオリジナルの漢字検定を共同開発しました。この検定は、サッカーに関する知識を基に、一年を通じて幅広い難易度の問題が提供されるため、幅広い年代の学習者が楽しみながら学べます。
- - 配布時期: 2025年6月11日(水)から
- - 配布場所: JFAサッカー文化創造拠点 blue-ing!や漢字ミュージアムなど
3. 漢字コンテスト
「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」をSAMURAI BLUE応援版として実施します。チームや選手に贈る漢字を募集し、より多くの人々に参加してもらうことを目指します。
4. 特別展示ブース
FIFAワールドカップに向けた特別展示ブースが漢検漢字博物館・図書館に設置される予定で、合言葉「最高の景色を2026」に関する展示が行われます。詳細は後日発表されます。
- - 場所: 漢字ミュージアム(京都府京都市東山区)
- - 期間: 2025年秋以降予定
この「全力蹴球プロジェクト」を通じて、サッカーの楽しさと、日本語や漢字への理解と興味が深まることを期待しています。杜撰な日常の中でも、スポーツや学びを楽しんでもらえる機会が増えることでしょう。日本サッカー界と漢字文化を結ぶ素晴らしいプロジェクトの行く先が楽しみです。