全国上映会が開幕
福島の光と影を描いたドキュメンタリーアニメーション『みらいへの手紙~この道の途中から~』の全国上映会が始まり、2月26日から28日までの3日間、最初の会場として大阪市の堂島リバーフォーラムで行われました。
イベントの内容は、全10エピソードに加えて、制作過程を映したドキュメンタリー映像と、ストーリーテラーを務めた俳優・ディーン・フジオカさんのメッセージ映像を上映。さらに、各エピソードごとのパネル展示も行われ、訪れた来場者は多様な視点から「ふくしまの現在」を体感することができました。
初日の26日には、平日にもかかわらず多くの観客が会場に足を運び、その様子からも多くの人々が福島の現状に関心を寄せていることが伺えました。主催者もこの反響に感慨を深めているようです。
今後のスケジュール
大阪での成功を受けて、上映会は名古屋市のART SPACE A-1でも開催されます。日程は3月3日から6日までの4日間で、こちらも期待されています。
名古屋開催情報
- - 日程:3月3日(木)~3月6日(日)
- - 会場:ART SPACE A-1(愛知県名古屋市中区栄1-24-28)
その後、福岡、那覇、札幌と続き、最終的に福島でフィナーレを迎える予定です。福島での上映会では、各地域での上映会の雰囲気や反響を映した映像が流され、県外から寄せられた福島への想いを伝える機会となるでしょう。
福岡開催情報
- - 日程:3月7日(月)~3月9日(水)
- - 会場:アクロス福岡(福岡県福岡市中央区天神1-1-1)
なお、那覇、札幌、福島の詳細な日程と会場については、今後特設サイト(http://miraitegami.jp)で案内されるため、ぜひチェックしてみてください。
このように、地域ごとの上映を通じて福島の現状を多くの人に知ってもらい、理解を広める機会となることが期待されています。福島の声を、より多くの人に届けるこの試みは、今後の各地での上映会にも注目です。