犬山市協働プラザ「わんまるーむ」命名のまちづくりシンポジウム開催

犬山市協働プラザでのまちづくりシンポジウム

犬山市のフロイデにて、協働プラザは市民参加型のまちづくりシンポジウムを実施しました。開催日は2020年6月以降、コロナ禍の影響を受けつつも市民活動を維持してきた当施設のこれまでの取り組みを振り返る良い機会となりました。

シンポジウムのテーマは、「犬山のまちづくりつながり、ひろがる効果的な地域社会を考える」というものです。このテーマの下、講師としてまち楽房の加藤武志氏、NPO法人あっとわんの河野弓子氏を迎え、地域社会における市民活動の重要性や、行政に頼らない市民主体のまちづくりの姿勢について講演が行われました。

講演後には、いぬやま倶楽部の吉野孝博氏、NPO法人にこっとの小河原佳澄氏を交えたパネルディスカッションが行われました。このディスカッションでは、それぞれの団体の活動内容が紹介されると共に、社会的課題に対する解決策を探るための市民と企業、行政の協働の重要性について深く議論されました。

また、シンポジウムの一環として、市民から公募された犬山市の新しい施設の愛称が「わんまるーむ」に決定されたことが、山田市長の発表により明らかになりました。この愛称は、犬山の地域の魅力や市民の絆を象徴するものとして、多くの市民から支持を受けており、今後この施設が地域の交流の場として親しまれることを期待されます。

協働プラザは、このようなイベントを通じて地域の課題解決に資する機会を創出し、地域活性化の一環として市民活動を支援しています。市民の声を反映した柔軟な運営と、新たな社会課題に挑戦する姿勢を持つこのプラザは、今後の犬山における地域づくりの中心的な存在として、さらに大きな役割を担っていくことでしょう。

犬山市のまちづくりに対する市民の思いが込められたシンポジウムは示唆に富むものであり、参加者たちの意識を高める素晴らしい機会となりました。このイベントを契機として、犬山市がより魅力的な地域へと成長していくことに期待が寄せられています。