株式会社メルペイとみんなの銀行が新たな業務提携を結ぶ
株式会社みんなの銀行(取締役頭取: 永吉 健一)と株式会社メルペイ(代表取締役CEO: 永沢 岳志)は、業務提携契約を締結したことを発表しました。これは、株式会社メルカリ(代表取締役CEO: 山田 進太郎)が提供するフリマアプリ「メルカリ」における金融機能およびサービス活用を目的としています。
業務提携の背景
みんなの銀行は「みんなの『暮らし』に溶け込む」というサービスコンセプトのもと、BaaS(Banking as a Service)事業における新たなサービス体験の提供を目指しています。具体的には、消費・購買と金融機能をシームレスに結び付けることで、よりユーザーフレンドリーな環境を提供したいと考えています。
一方、メルペイは「信用を創造して、なめらかな社会を創る」というミッションを掲げ、フリマアプリ「メルカリ」を通じて「モノ」の循環と「お金」と「信用」の循環を融合させることで、循環型金融を促進しています。この度、両社の強みを併せ持つことで、今までにない高い利便性を持つ金融サービスを実現できるとの認識が一致し、業務提携に至りました。
今後の展開
今後の計画としては、メルペイの各種サービスにみんなの銀行の金融機能やサービスを統合することで、利用者にとってより使いやすく進化した金融体験を提供することを目指しています。これにより、国内での先進的なBaaSモデルを構築し、ユーザーの期待を超えるサービスを提供する事業となるでしょう。
この新しい金融サービスは今冬にリリースされる予定で、併せてみんなの銀行「パートナー支店」の開設も計画されています。実際にメルペイは既に2025年5月26日付で銀行法の電子決済等代行業者として登録を受けており、この提携によりさらなる信頼性を提供できるかもしれません。
スマホ決済サービス「メルペイ」のご紹介
「メルペイ」は、フリマアプリ「メルカリ」で利用できるスマートフォン決済サービスです。このサービスでは、ユーザーはメルカリでの売上金を利用することができ、さらに銀行口座やATMから直接残高をチャージすることが可能です。加えて、後払い決済サービスの「メルペイスマート払い」を用いることで、ECサイトや店舗でスマートフォンを介して簡単に買い物を楽しむことができます。
「メルペイ」は非接触決済やコード決済にも対応しており、利用者は「メルカリ」と「メルペイ」を最大限に活用することで、高い還元率を得やすいクレジットカード「メルカード」を発行可能です。このメルカードを使用すれば、日本全国のJCB加盟店でも「メルペイ」を利用することができます。
まとめ
メルペイとみんなの銀行の提携は、単なるビジネスモデルの融合に留まらず、より多くの人々に便利で快適な金融サービスを提供し、さらなる生活の質向上を目指す重要な一歩と言えるでしょう。これからの展開から目が離せません。