神社本庁と京都芸術大学がタッグ!キャラクターデザインで日本文化を発信する連携プロジェクト始動
全国8万社の神社を包括する神社本庁と、「藝術立国」を理念とする京都芸術大学、そして日本の価値デザインをプロデュースする株式会社XPJPが、日本文化の発信を目的とした連携プロジェクトを開始しました。
このプロジェクトは、伝統文化と最新のエンターテインメントを融合することで、現代社会に新しい価値を訴求できる人材育成を目指しています。具体的には、日本神話を題材としたキャラクターデザインやマンガ制作を通して、国内外への日本文化の認知拡大や、過疎地域における神社活性化に取り組んでいきます。
キャラクターデザイン学科の学生が神社本庁ウェブサイトの神話イラストを制作
プロジェクトの第一弾として、今年7月よりリニューアルされた神社本庁ウェブサイトの神話イラストを、京都芸術大学キャラクターデザイン学科の学生が制作しました。ウェブサイトでは、国産み神話に登場する「天の岩戸」や「八岐の大蛇」などのイラストを見ることができます。
教育面でも連携を強化
教育面においても連携を強化し、古事記や神道に関する講義をもとにした夏季集中講座を開講。キャラクターデザインやマンガ制作の実践を通して、学生たちの日本文化への理解を深めていきます。
マンガやキャラクター化で日本文化を世界へ発信
今後は、神社本庁から全国神社向けの情報配信や素材提供においても連携し、マンガやキャラクター化することで、国内外への日本文化の認知拡大を目指します。
日本文化の継承と革新
現代日本は、マンガやアニメなどのエンターテインメントにおいて世界でも独自の文化を形成しています。これは、古来より豊かな自然環境に育まれた自然循環型文化と、そこに存在する神々や民話、日本神話から生まれた文化と言えるでしょう。
今回の連携プロジェクトは、こうした日本文化の伝統を継承し、さらに革新することで、未来へと繋げていくことを目指しています。
プロジェクトのキーパーソン
・京都芸術大学芸術学部キャラクターデザイン学科客員教授/ XPJP CEO兼価値デザイナー 渡邉賢一
・京都芸術大学芸術学部キャラクターデザイン学科長/教授 矢野浩二
プロジェクトへの期待
このプロジェクトは、伝統文化と現代社会をつなぐ新たな取り組みとして注目されています。神社本庁、京都芸術大学、そして株式会社XPJPの連携により、日本文化の継承と革新がどのように進んでいくのか、今後の展開に期待が高まります。