商店街活性化
2024-09-09 10:46:11

会津若松市の商店街活性化に向けた新たな取り組み

会津若松市の商店街活性化に向けた新たな取り組み



会津若松市の中心地に位置する神明通り商店街が、株式会社SATORUとの業務委託契約を2024年9月1日付で締結しました。この契約は、商店街の衰退を食い止め、地域を活性化するための重要な一歩です。

神明通り商店街の歴史



神明通り商店街はその歴史が昭和20年にさかのぼります。アーケードが連なるこの商店街は、地域の重要な文化財として成長し続けてきました。神明神社の祭礼や会津まつりなど、数多くの市民が集まるイベントが開催される場所でもあり、長年にわたり地元住民に親しまれてきました。

しかし、近年では多くの店舗が閉店し、以前の賑わいを失いつつあるのが現状です。過去の栄光を取り戻すためには、新たなアプローチが必要です。

地価の下落と商店街の現状



会津若松市の商商業地の地価は年々下落しており、2023年には-6.58%という厳しい数字が示されています。この下落率は全国でもワースト3位にランクインしており、地域の衰退が目に見えて実感されるようになっています。この影響もあり、神明通り商店街はシャッター街と化す店舗が増えてきており、人通りも減少する一方です。

コミュニティの再生を目指す



業務委託契約締結後、株式会社SATORUは「SHARE BASE Project」を通じて、地域の社会課題に取り組む姿勢を示しています。代表取締役の橋本浩寿氏も地元出身者として、商店街の衰退に心を痛めてきた人物です。今後は神明通り商店街のネガティブなイメージを払拭し、ポジティブな経済活性化を図るための様々な施策が展開される予定です。

特に既に始まっている「會津商人館」を中心に、創業者育成や世代間交流を目指した取り組みが進行中です。これは地域の人々が交流できるだけでなく、新たなビジネス機会を生むための重要な場となるでしょう。

今後の展望



神明通り商店街と株式会社SATORUの連携により、今後は多様なプロジェクトが展開され、地域住民との対話を基にした新たなビジョンが育まれることが期待されています。この取り組みが成功すれば、会津若松市のみならず、全国各地で似たような課題を抱える商店街にとっても有益なモデルケースとなるでしょう。

地元の人々と共に、会津若松市の商店街の明るい未来を描いていくための第一歩を踏み出したこのプロジェクトに、我々も注目していきたいと思います。


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会社情報

会社名
株式会社SATORU
住所
電話番号

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