「子は宝」思いを次代に、健やか親子21全国大会が開催

子どもたちの成長を支え、「子は宝」という思いを未来につなぐ「健やか親子21全国大会」が、11月21日と22日に鹿児島市の宝山ホールにて開催されます。大会のテーマは「未来へつなごう！〜“子は宝”すべての子どもが健やかに育つ未来を目指して〜」です。

少子化が進行し、妊娠や出産、子育てに対する不安が増大する中、安心して子どもを育てられる社会の実現が求められています。この大会では、その課題を共に討議し、解決策を見出すきっかけとなることを目指しています。

特に、鹿児島県南部の奄美地域では「子は宝（くわどぅ宝）」の理念が根づき、地域に密着した子育て支援が行われています。大切な未来を考えるために、医療、保健、福祉などの分野から集まった専門家たちが協力し、子どもの成長における共通の視点を共有し、ライフステージに応じた支援の必要性を訴えます。

この2日間にわたる大会は、21日には開会式と特別講演が行われ、22日にはシンポジウムが開催される予定です。イベント期間中には、会場周辺でキッチンカーも出店し、参加者に便利な飲食オプションを提供します。

参加は無料ですが、事前の申し込みが必要です。興味のある方は、特設サイトから申し込みを行ってください。

この大会は、こども家庭庁、鹿児島県、鹿児島市に加え、社会福祉法人恩賜財団母子愛育会や一般社団法人日本家族計画協会、公益社団法人母子保健推進会議が主催となります。大会の運営は南日本新聞社が行います。興味がある方は、ぜひこの機会に参加し、一緒に子どもたちの未来について考えてみましょう。

実行委員会事務局への問い合わせは099-286-2775まで。皆さんの参加をお待ちしています。