長岡花火「フェニックス」支援1000万円達成
2024-07-09 15:41:37

長岡花火「復興祈願花火フェニックス」が支援総額1000万円達成! 能登への願いを込めて20周年を迎え、クラウドファンディングは7月10日まで

新潟県長岡市で活動するNPO法人ネットワーク・フェニックスは、2004年に発生した中越地震の復興を願い、2005年から毎年夏に長岡まつり大花火大会で「復興祈願花火フェニックス」を打ち上げてきました。今年は20周年という節目を迎え、能登半島地震の復興を支援するため、「能登応援特別バージョン」として打ち上げられる予定です。

このプロジェクトは、クラウドファンディングを通じて協賛金を募っており、目標額は5000万円です。7月10日までの締め切りまでに、多くの方からの支援を募っています。

「復興祈願花火フェニックス」は、長岡空襲で亡くなった人々の慰霊と街の復興を願い、翌年に開催された「長岡復興祭」を起源とする長岡まつり大花火大会に欠かせない存在となっています。毎年、多くのボランティアが運営に参加し、震災を知らない次世代の子どもたちにもその意義を伝えています。

今年は、能登の復興メロディである「まれぞら」を使用したミュージック花火で始まり、その後、フェニックス花火が5分間のフルバージョンで打ち上げられます。長岡少年少女合唱団の子どもたちの歌声と会場の皆さんで「まれぞら」を合唱することで、能登の方々に元気を届けたいと考えています。

長岡まつり大花火大会は、全国の花火大会ランキングで1位を獲得するほど人気が高く、2024年は週末と重なるため、例年以上にチケットが取りにくい状況です。しかし、首都圏であれば上越新幹線で片道約2時間と日帰りも可能ですので、ぜひこの機会に長岡花火の迫力と感動を体験してみてください。

クラウドファンディングでは、協賛金は能登応援特別バージョンの花火制作費や、長岡花火の特別観覧席「フェニックス席」の会場設営・運営費用に充てられます。

ネットワーク・フェニックスは、協賛金の減少を「中越地震の記憶の風化」と捉え、危機感を募らせています。20歳以下の人々は震災を実際に体験していないため、その意義を知らない人も増えています。フェニックス花火を通して、震災の記憶を後世に語り継ぎ、多くの人々に応援してもらえるような花火を目指しています。

長岡花火「復興祈願花火フェニックス」は、震災から立ち上がろうとするすべての人々に勇気を与える、希望の光となる花火です。ぜひ、このプロジェクトに賛同し、支援をお願いいたします。


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