千住スポーツ公園で1010人の演奏者が集結する大型コンサート開催決定

千住スポーツ公園で開催される「キタ！千住の1010人」

2025年の秋、千住スポーツ公園が大規模な音楽イベント「キタ！千住の1010人」の開催地となります。このコンサートは、1010人の演奏者が一堂に集まるというユニークなスタイルで、観客も一体となって楽しめる参加型コンサートです。

15年の歴史を持つアートプロジェクト

ぜひ注目していただきたいのは、このイベントが「野村誠千住だじゃれ音楽祭」の一環であり、同プロジェクトが千住地域で15年以上にわたり活動を継続してきたことです。過去には2014年に足立市場で同様のイベントが行われ、その成功を受けて11年ぶりの開催となります。「キタ！」というタイトルにも特別な意味が込められています。それは、開催地「北千住」や、再び「帰ってきた」コンサートを意味するだけでなく、インドネシア語で「私たち」を指す言葉でもあります。

会場とアクセス情報

予定されているコンサートは、2025年10月12日（日）15時から千住スポーツ公園で行われます。アクセスは京成線「千住大橋駅」から徒歩5分、または各種公共交通機関を利用することが推奨されています。入場は無料ですが、当日は多くの人が集まることが予想されるため、早めの来場がオススメです。

多彩な演奏プログラム

当日の演奏プログラムには、さまざまな楽器が使用される予定です。なわとび、声、ギター、リコーダー、サックス、箏（こと）、貝、ガムラン、さらには炊飯釜やお鍋までが登場します。まさに1010人の共演によって生み出される新しい音楽の形です。また、観客参加型のプログラムも用意されており、会場は一体感に包まれることでしょう。

野村誠のメッセージ

このイベントのディレクターである作曲家の野村誠氏は、音楽を通じて共存の大切さを伝えたいと語っています。「なんでもあり！」のアンサンブルを目指し、多様な個性が美しく響き合う姿を体感してほしいとしています。公募で集まった一般参加者も作品に参加し、さまざまな背景を持つ人々が音楽を共有する姿勢こそが、このコンサートの魅力です。

リハーサル開催

「キタ！千住の1010人」の成功に向けて、参加者のためのリハーサルも行われる予定です。詳細は公式ウェブサイトで確認可能で、音楽経験はまったく問いません。さまざまな人々が集まり、共に音楽を創造する場となるでしょう。

アートと音楽が交わる新たな試み

このコンサートは、単なる音楽イベントではなく、地域の人々がアートや音楽を通じてつながるための大切なイベントです。足立区を中心に、多くの団体や学校が参加し、地域活性化を目指すこの試みは、今後のアートプロジェクトにも多大な影響を与えることでしょう。

ぜひ、2025年の秋にはこの特別な音楽イベントに足を運んでみてはいかがでしょうか。音楽とアートが融合する新たな体験が待っています。