新映画『Feel/Unfeel』
2026-02-02 16:17:54

映画『Feel/Unfeel』感覚過敏を描く新たなドキュメンタリー作品の誕生

感覚過敏をテーマにした新たなドキュメンタリー映画



2026年夏の公開に向けて、注目のドキュメンタリー映画『Feel/Unfeel フィール/アンフィール -感覚過敏と感じない社会』が制作される。企画は八艶合同会社を中心に、株式会社Innochiと株式会社クリスタルロードが共同で行っており、感覚過敏という社会的未解決問題に光を当てることを目的としている。

感覚過敏とは何か?



感覚過敏とは、光、音、触覚、嗅覚、味覚といった感覚刺激に対する過剰な反応のことを指す。これに対し、逆に刺激を感じづらい「感覚鈍麻」という状態も存在する。これらの感覚の特性は、外見からは判断が難しく、また、個々の経験によって異なるため、理解が得られにくい側面がある。

当事者にとっては、日常生活の中で感じる困難が周囲に理解されず、孤立を招くことが少なくない。自閉スペクトラム症やPTSD、高次脳機能障害など、感覚過敏はさまざまな障害とも関連しているものの、診断名がないまま困難を抱える人々も多い。

本作の意義とテーマ



本作では、感覚過敏の当事者やその家族、教育現場、医療現場からの声を取り入れ、感覚を感じることや感じにくいことがどう社会に位置づけられ、またどのように対話が行われるかに焦点を当てることを目指しています。特に近年のコロナ禍により、マスクが難しい子どもたちの存在が広く知られるようになった背景もあり、より一層の理解が求められています。

この映画は単に「感覚過敏」を個々の問題にとどめるのではなく、海外取材を通じて異なる文化的背景や社会制度を考察し、より良い社会環境のヒントを探る内容です。周囲の誤解を解き、感覚特性に優しい社会の実現を目指す取り組みです。

共同制作の背景と関わり



本作は、映画『ノルマル17歳。―わたしたちはADHD―』の監督である北 宗羽介が企画を提案し、賛同した株式会社Innochiと株式会社クリスタルロードが制作に参加しています。

特に、Innochiは視覚過敏に対応した「イノチグラス」というカラーレンズを展開しており、感覚過敏を目に見える形にすることで社会に可視化し、具体的な対策を促進しています。

当事者の声を反映させる取り組み



加藤路瑛さんが立ち上げた感覚過敏研究所は、この問題に真摯に取り組む団体で、彼自身も当事者として発信しています。感覚過敏の啓発や対策商品・サービスの企画・販売を手掛け、心地よい空間づくりにも力を入れています。地域の人々との協力のもと、感覚に優しいアパレルやサービスを展開し、より良い社会環境の実現を目指しています。

映画の概要と期待される影響



本ドキュメンタリーは感覚過敏の当事者のリアルな声を映し出し、感覚のことを理解しあうきっかけを提供することを狙っています。知識や認識を深めることで、日常生活の困難を抱える方々に対する理解が進むことを期待しています。

作品詳細


  • - 作品名: Feel/Unfeel(フィール/アンフィール)
  • - 公開予定日: 2026年夏
  • - 製作: 八艶合同会社 / 株式会社Innochi / 株式会社クリスタルロード
  • - 公式サイト: 作品公式サイト

この映画が持つメッセージが多くの人に届き、より多様性に満ちた社会の実現につながることを切に願っています。


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会社情報

会社名
八艶合同会社
住所
東京都武蔵野市吉祥寺北町1-1-1桜井ビル2F
電話番号
050-3554-2776

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