2025年6月2日、タイのバンコクに新しい日本の味が誕生します。オイシーズ株式会社が、人気の飲食店「日本橋 天丼 金子半之助」の2号店を「KINGSQUARE Community Mall」にオープンします。この新店は、東京の暖簾を守り続ける名店の姿をタイで体現したものです。開店に先立ち、オイシーズはタイ王国外での食文化の発信を目指しています。
新たにオープンする「日本橋 天丼 金子半之助KINGSQUARE店」は、バンコクの中心から約10km南のラマ3エリアに位置する商業施設内に展開します。このエリアは教育や住居を含む多様な施設が揃い、訪れる人々にとっても魅力的な場所です。定番の江戸前天丼や天ぷら定食が味わえる他、ここだけのメニューとしてタイ料理でも人気の「ソフトシェルクラブ」を使用した天丼も提供されます。
店舗の周りには、イギリス系のインターナショナルスクールや高級分譲マンションが並ぶため、家族連れを含めた多様な客層をターゲットにしています。「日本橋 天丼 金子半之助」は、日本の食文化をより広く知ってもらうための重要な拠点となることでしょう。
オイシーズは、この新たな出店を機に、タイ国内での「日本橋 天丼 金子半之助」のさらなる拡大を計画中です。同社は、Saha Groupとの協力により、将来的に他の店舗も展開する方針です。この戦略は、タイ市場における日本食の需要が増加していることに応えるものです。
「KINGSQUARE Community Mall」は、現地でのショッピングや食事を楽しむ人々にとって新たなスポットとなることを目指しています。将来的には、こうした取り組みを通じて、タイだけでなく、他の国でも日本の食文化が広まることを期待しています。
このプロジェクトの背景には、オイシーズ株式会社の確固たるビジョンがあります。「日本の『おいしい!』食文化を世界に」を掲げる同社は、食の提供を通じて国際交流を促進しています。現在、国内外で117店舗を展開しており、その一部はタイ国内の多様なニーズに応えるためのレストランとして機能しています。2025年3月の時点で、国内には91店舗、海外には26店舗が存在し、今後も増加を見込んでいます。
「日本橋 天丼 金子半之助KINGSQUARE店」には48席が設けられており、ランチやディナーを家族で楽しむ方々にも適した空間となっています。営業時間は11時から21時までで、休業日は原則無し。この新しい店舗は、温かみのある日本の家庭料理が楽しめる場として、タイの人々の舌を楽しませることでしょう。
バンコクでの日本食の新たな展開に、ぜひご注目ください。日本の味を再現した「日本橋 天丼 金子半之助KINGSQUARE店」は、訪れる人々にとって満足のいく体験を提供します。ここから、日本の食文化がどのように海外に広がっていくのか、その成り行きに期待が寄せられています。