株式会社INDIGITALが異文化研修サービスを開始
株式会社INDIGITAL(東京都、田中啓介代表)が、インド現地法人INDIGILAB PRIVATE LIMITEDを通じて、英国の異文化研修専門企業Global Business Culture(GBC)と提携し、インド市場に進出する日本企業向けに異文化研修サービスの提供を始めました。この取り組みは、日印間のビジネスにおける文化的な摩擦を軽減し、円滑なマネジメントを促進することを目的としています。
企画の背景
インドは近年、多くの日本企業にとって注目を集めている市場です。特にITや製造業において、多くの日系企業がオフショア開発や現地法人の設立を進めています。このような動きが加速する一方で、インドの文化や社会構造、意思決定の仕組みなど、日本とは大きく異なる要素が存在するため、現地社員との協働が課題となる場合も多いです。
課題の認識
文化的な価値観の違いからくる誤解や摩擦は、ビジネスの円滑な運営を妨げる要因となります。このような状況を踏まえ、INDIGITALはGBCと提携し、異文化研修を通じた相互理解とコミュニケーション向上を目指しています。
提供される異文化研修サービス
提携によって、以下の研修プログラムが提供されます。
- - 日本人駐在員向け研修:インド赴任中の日本人駐在員や管理職が対象で、インド特有の価値観や働き方を理解し、効果的に対応する方法を学びます。
- - インド人社員向け研修:インド人社員やマネージャー向けに、日本型組織や意思決定プロセスについて理解し、信頼構築の方法を探ります。
どの研修も、文化の違いに精通したGBCの講師によって実施されます。また、企業ごとのニーズに応じて内容をカスタマイズすることも可能です。
今後の展開
初回無料セッションを2025年9月23日にインド・バンガロールで開催予定です。このセッションでは、実際の研修内容を体験し、文化的な課題の解決に向けた学びが得られます。将来的にはデリーやチェンナイなど他の都市でも同様の取り組みを展開し、より多くの企業の異文化理解をサポートしていく計画です。
GBC・INDIGITALについて
GBCは20年以上にわたり世界各国で異文化トレーニングを提供しており、日本の大手企業への研修実績も豊富です。一方、INDIGITALは日本企業のグローバル化やデジタル化を支援するコンサルティング会社であり、変革を促進する役割を果たしています。
この提携は、インド市場での成功に向けた重要なステップとなります。異文化研修を通じて、日本企業がインドのビジネス環境に順応し、持続的な成長を遂げることが期待されます。