2025年1月30日、東京都にてコモンズ投信が主催する「コモンズ30塾統合レポートワークショップ」が開催されます。このイベントでは、味の素株式会社をお招きし、受益者、企業、そしてコモンズ投信の三者が集まり、価値共創について考察します。
コモンズ投信は2009年からコモンズ30ファンドを運用し、「対話による価値創造」を信条に掲げています。これまでの取り組みを通じて、企業とファンドの双方が持続的な価値を生み出すことを目指してきました。特に、生活者である受益者を対話の場に加えることで、より多角的な理解を促進しています。
今回のワークショップでは、企業の財務情報と非財務情報を組み合わせた統合レポートの重要性が強調されます。味の素㈱は、ASV経営の理念に基づき、これを「ASVレポート」として評価しています。企業が直面する見えない価値を可視化するための重要なツールです。
味の素㈱は近年、最高益を更新し続けていますが、藤江社長が語るように「ありたい姿」と「現状」には依然としてギャップが存在します。この「エベレスト登頂」に例えた挑戦は、今後も続くとしています。ASVレポート2024は、企業の課題や歴史、現在地、そして強みである「アミノサイエンス®」に関する内容をわかりやすく構成されています。
イベント当日は、ASVレポートの作成担当者による講演だけでなく、編集チームからも参加者の意見を直接伺うことができます。これにより、参加者は具体的なフィードバックを提供し、味の素の価値創造に貢献することが期待されています。
さらに、コモンズ30ファンドが大切にしている「見えない価値」をテーマにした対話の場が設けられ、受益者と企業、ファンドとがどのように相互作用し、社会的な価値を生み出すかを深く掘り下げる機会となります。参加者は、レポートに反映されたリアルな声を通じて、企業の成長と成就に寄与する一助となることを目指します。
このように、コモンズ30塾のワークショップは、ただのセミナーという枠を超え、参加者が実際に価値を得ることができる貴重な場となります。ぜひこの機会に、「対話による価値の共創」に積極的に参加してください。イベントは、銀座フェニックスプラザで開催され、定員は30名と限られていますので、早めの申し込みをお勧めします。