ランサムウェアの実態調査
2026-03-18 12:33:55

ランサムウェアによるサイバー攻撃、企業のバックアップシステムが危機に

ランサムウェアによる企業への深刻な影響



2026年3月18日、Arcserve Japanが発表した調査結果によると、全国の情報システム担当者や経営層に対し行った「あらゆるランサムウェア攻撃に関する意識と実態調査」では、深刻なランサムウェア攻撃の実態が浮き彫りになっています。その結果、攻撃を受けた企業の約89%が、バックアップデータにも被害を受けたと報告しています。この調査結果は、企業における情報セキュリティ対策の重要性を再認識させるものであり、業界全体での課題解決が求められています。

調査結果概要



調査は、有効回答数500件を元に行われ、以下のような結果が得られました。まず、過去2年間にランサムウェア攻撃を受けた企業は全体の29%に上り、その中の89%がバックアップデータまで暗号化される事態になっています。特に、全体の32%が復旧までに1週間以上かかったと回答し、復旧コストが1,000万円を超えた企業も47%に達しました。

さらに、調査参加者の35%が、「現行のバックアップ/復旧体制にはランサムウェア対策が不十分である」と懸念を示しています。これに対し、ランサムウェア対策として「イミュータブルなバックアップ」の導入が重要であると考える企業は60%に達するものの、実際に導入している企業はわずか10%にとどまります。

ランサムウェア対策という新たな課題



ランサムウェアの脅威はますます増大しています。物流や製造業など多岐にわたる業界で、システム停止や操業への影響が報告されており、企業はその対策を急務としています。実際、調査結果からは、復旧のスピードとコストが企業経営に大きな影響を与えていることが明らかになっています。

多くの企業が理想とする復旧時間は「数時間以内」でありながら、実際にその時間内に復旧できたのは22%にすぎず、53%が想定外の遅延を経験しています。このギャップは、企業にとって大きなリスクであると言えるでしょう。

バックアップ手法の多様化



現行のバックアップ手法としては、クラウドストレージが51%、オンプレミスシステムが38%、外部メディアが27%と広く利用されています。しかし、攻撃者にデータを書き換えられない「イミュータブルストレージ」が10%と低い利用率であることも懸念されます。このことから、指定されたバックアップ戦略の見直しが必要だとされています。

まとめ



ランサムウェア攻撃を受けた企業が直面する現実は、将来的な事業運営やセキュリティ対策に多大な影響を及ぼしています。企業はこれらの調査結果を受けて、より強固なバックアップ体制を確立し、サイバー攻撃に対抗するための取り組みを強化する必要があります。データ保護の重要性が高まる中、Arcserve Japanの調査結果は、企業が今後の戦略を見直すための重要な指標となることでしょう。


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会社情報

会社名
arcserve Japan合同会社
住所
東京都千代田区神田神保町 1-105神保町三井ビル
電話番号
03-4520-0637

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