新たな妖ファンタジー!『守り刀のうた』11月に登場
新潮文庫nexから、結城光流の待望の新刊『守り刀のうた』が11月28日に発売されます。620万部を突破した「少年陰陽師」シリーズの著者である結城光流さんが、今回も魅力的な物語を授けてくれます。さらに、人気コミックス「鬼の花嫁は喰べられたい」の著者であるサカノ景子さんとのコラボによる、新たな妖ファンタジーが展開されます。
物語の概要
本作の主人公である少女、一文字うたは、祖母の指示に従い、牧原家の御曹司である麟之助を守るという使命を担っています。麟之助は9歳の時に不思議な神隠しに遭った過去を持ち、奇跡的に戻ってきたことで家族や周囲の人々から特別な存在と見なされています。しかし、最近近隣で再び子どもが姿を消す事件が起き、麟之助もまた危険に晒されることになります。
うたは邪気を祓う力を持っており、麟之助を守るために全力を尽くします。彼女の存在は、麟之助にとって心の支えとなり、自身も勇気を出して守り刀を手に取ることになります。二人は命を懸けて魑魅魍魎と呼ばれる妖怪たちに立ち向かうことになりますが、果たして彼らの運命はどうなるのでしょうか。
小説とまんがの相互試し読み
本書では、白泉社から好評を博しているまんが「守り刀のうた ─守り刀の一文字─」の原作をもとにしており、小説でしか味わえない後日譚も収録されています。さらに、本書の巻末では小説とまんが両方の相互試し読みを展開しているため、読者は異なる視点から物語を楽しむことができます。
著者について
結城光流は、2000年に『篁破幻草子 あだし野に眠るもの』でデビューし、以降様々な作品を手掛けてきました。特に「少年陰陽師」シリーズは、異なる世界観を描き出し、幅広い読者に愛されています。今回の新作も期待が高まります。
基本情報
- - タイトル: 『守り刀のうた』(新潮文庫nex)
- - 著者: 結城光流
- - 発売日: 2024年11月28日
- - 判型: 新潮文庫
- - 定価: 693円
- - ISBN: 978-4-10-180296-1
- - URL: こちらから試し読みができます
新たな妖ファンタジーに心躍らせ、結城光流の新作にぜひご期待ください。