新センサー「LDS-T6B」
2025-12-03 11:25:11

最新技術を駆使した高感度空気動圧センサー「LDS-T6B」の誕生

高感度空気動圧センサー「LDS-T6B」が発表



株式会社リキッド・デザイン・システムズと横浜電子株式会社は、新しい高感度空気動圧センサー「LDS-T6B」を共同開発し、製品化しました。このセンサーは、空気のわずかな圧力変化を高精度で検知する能力を持ち、医療、モビリティ、防災、感情センシングといった幅広い分野での応用が期待されています。

センサー「LDS-T6B」の特長



「LDS-T6B」は、非常に優れたS/N比と高感度特性を兼ね備えています。このセンサーは0.15Hzから1kHzの広帯域での応答が可能で、呼吸や心拍といった低周波信号をはじめ、構造物や機械の高周波振動までを幅広く検出します。特に、50mV/hPaという感度で、音や光では感じ取れない静かな変化をも信号化できる点が魅力です。さらに、亜鉛合金と金属メッキを行った筐体を採用することで、ノイズ耐性と長期安定性も実現しています。軽量でコンパクト(約10g)なため、さまざまな環境での組み込みが可能です。

共同開発の背景



リキッド・デザイン・システムズはこれまで、非接触センシングの分野で培った技術に基づき、「LDS-T6B」を開発しました。これまでに、ベビーセンサー、安全運転支援デバイス、地震予知システムなど、多岐にわたる実績があります。横浜電子は、精密電子機器の設計・製造に秀でており、本センサーの製造と品質保証を担当しています。

両社は今後、OEM供給や共同研究を通じて、さらなるセンシング技術の進化を目指します。

各分野での応用可能性



「LDS-T6B」は、以下のような分野での利用が期待されています。
  • - 医療・ウェルネス: 呼吸や体動からストレスを推定し、健康管理に寄与。
  • - モビリティ: ドライバーの呼吸・姿勢を分析し、眠気や注意力の低下を検知。
  • - 建築モニタリング: 構造物の微振動解析を通じ、老朽化の早期発見を支援。
  • - 産業分野: 機器の異常兆候を非接触で検知し、予知保全を実現。
  • - 防災: 地震予知技術に応用し、建物や地盤の共振変化を検出。

共創パートナーの募集



リキッド・デザイン・システムズと横浜電子は「LDS-T6B」を活用した新たなアプリケーションや事業を共に推進する共創パートナーを募集中です。医療、産業、防災、エンターテインメント分野での利用を通じた新しい価値創造を目指しています。

センサー共創ビジネスについての詳細は、公式ウェブサイトまたはメールにてお気軽にお問い合わせください。



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会社情報

会社名
株式会社リキッド・デザイン・システムズ
住所
神奈川県横浜市港北区新横浜1-1-8 ライオンズプラザ新横浜 406
電話番号
050-3553-8201

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