横浜市が子育て支援を強化する新施設、完全個室ベビーケア "mamaro"
横浜市営地下鉄は2025年7月18日(金)より、「mamaro」と呼ばれる完全個室型ベビーケアルームを日吉本町駅に設置します。この取り組みは、子育てを支援する環境づくりの一環として、特に乳幼児を持つ親にとって安心できるスペースを提供することが目的です。
「mamaro」とは
「mamaro」は、授乳やおむつ交換、赤ちゃんの着替えなど、様々なベビーケアを行うための専用空間です。全国各地の商業施設や公共施設に導入が進んでおり、2025年3月時点で800台を超える設置数を達成しています。利用回数は130万回に達し、今後もさらなる拡充が期待されています。
特にこのベビーケアルームは、畳1畳ほどの広さで設置が可能な可動式設計が特徴です。性別を問わず利用できるため、特にD&I(多様性と包括性)やSDGs(持続可能な開発目標)に配慮した取り組みとして支持されています。
最新技術の導入
「mamaro」はスマートフォンアプリと連動しており、利用状況をリアルタイムで把握できます。これは、利用者の利便性を向上させるだけでなく、データ収集にも活用され、より良い子育て環境を提供するための重要なツールとなります。
主な設備としては、ソファや可動式ソファ、モニター、コンセントなどが完備されており、快適に赤ちゃんのケアを行うことができます。また、個室は施錠が可能であるため、プライバシーが守られるとともに、安心して利用できる環境が整っています。
Trim株式会社の使命
この「mamaro」を展開するTrim株式会社は、2015年に設立され、子育て環境の向上をミッションに掲げています。代表の長谷川裕介氏は、「より良い子育て環境を提供する」ための各種プロダクトの開発や設置を推進しており、今後もこの活動を広げていく意向を示しています。
まとめ
横浜市営地下鉄の日吉本町駅に設置される「mamaro」は、子育て世代の頼もしい味方となること間違いなしの施設です。今後も多様なニーズに応じた支援策が進められることを期待しています。ぜひ、日吉本町駅でこの新しいベビーケアルームを体験してみてはいかがでしょうか。
【関連リンク】
Trim株式会社公式サイト