テックキャンプが新たに開始する「DXハイスクール支援サービス」
プログラミングスクールとして知られるテックキャンプを運営する株式会社divは、新たなサービス「DXハイスクール支援サービス」を2024年8月28日から開始することを発表しました。このサービスは、文部科学省が支援する「高等学校DX加速化推進事業」に参加する高等学校に対して、情報科の新カリキュラム提供や生成AIを活用した授業の実施を全面的にバックアップするものです。
DXハイスクール支援サービスの目的
この新サービスの目的は、高校生にデジタルスキルを身につけさせ、未来のデジタル社会を担う人材の育成を目指すことです。特に、高等学校情報科の「情報II」の開設に向けたサポートや、生成AIを活用した学習プログラムの構築が重要なポイントとなっています。
「DXハイスクール」制度とは?
まず、「DXハイスクール」自体は、全国の高等学校がデジタル人材を育成し、文理横断型の探究学習を推進するための支援制度です。各校が最新のPCやその他の教育機材をそろえ、専門講師や有識者による特別講義を行う際の経費を最大1000万円まで補助することができます。2024年度には、1,010校がこの制度に採択されており、教育現場のデジタル化がさらに進む見込みです。
提供されるサポート内容
「DXハイスクール支援サービス」では、各校のニーズに応じてサービスをカスタマイズし、具体的には以下の支援が提供されます。
- - 高校生でも理解しやすいカリキュラムの提供
- - 専門講師による授業運営のサポート
- - 各学校が独自に運営できるための体制構築の支援
このように、ただ単に教材を提供するだけでなく、実際の授業運営のサポートを行うことで、生徒が主体的に学ぶ環境を整えることを目指しています。
2つのプラン
この支援サービスでは、以下の二つのプランを用意しています。
1.
情報II開設プラン - 2025年度から高校生向けに情報IIを開設するための1年間の支援。文部科学省が推奨する教材を使用し、オンライン授業も可能です。
2.
AI演習プラン - 生成AIを使用した授業を運営し、基礎から活用法を学ぶプログラムです。また、希望に応じて対面授業も提供します。
無料オンライン説明会の開催
サービスに関する詳細を知りたい方のために、無料のオンライン説明会が9月10日と12日に開催されます。説明会では、サービス内容や各プランの詳細、導入の流れなどを詳しく説明します。参加希望の方は、特設ページからお申し込みが可能です。
テックキャンプの実績
テックキャンプは、これまでに万を超える受講者を抱え、98%という高い転職成功率を誇るプログラミングスクールです。短期間で即戦力に必要なスキルを習得できるカリキュラムが多数用意され、実務に直結した教育が行われています。
このような背景からも、DXハイスクールの支援サービスは、教育界のデジタル化の推進に大きな役割を果たすことが期待されています。
新たにリリースされる「DXハイスクール支援サービス」を活用し、未来のデジタル人材を育成する取り組みに注目が集まる中、教育現場の変革が期待されています。