東急不動産の新住宅プロジェクトがムンバイに登場
東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区)は、インドのムンバイにおける住宅開発を更に拡大することを発表しました。本プロジェクトは、「インド住宅開発プロジェクト向け社債ファンド」を通じ、ムンバイ市のアンデリ・イーストエリアに位置し、約2,700戸の新住宅供給を目指します。
プロジェクトの概要と特徴
新プロジェクトは、首都ムンバイにおいて、地域の交通インフラや利便性の高さを活かした開発が行われます。
立地の利便性
アンデリ・イーストは、チャトラパティ・シヴァージー国際空港や鉄道・地下鉄、さらには高速道路に接続され、交通の便が極めて良好です。周辺にはオフィスビルやショッピングモール、レストラン、ホテルなどが揃っており、都心へのアクセスを重視する単身者や若い家族、さらには中間所得層をターゲットにした住宅供給を予定しています。これは、現地の住宅市場の需要に応える形となります。
プロジェクトの規模
本プロジェクトは、敷地面積13,249㎡、延床面積127,594㎡の13棟から成り、合計2,719戸の住宅が計画されており、そのうち1,580戸は販売対象となります。完工予定は2029年12月です。
インド住宅市場におけるファンドの位置付け
この取り組みは、インドの住宅市場の成長を背景とした投資機会の獲得を目指すものです。特に「インド住宅開発プロジェクト向け社債ファンド」は、様々なプロジェクトに対する担保付き社債を投資対象とし、リスクとリターンのバランスを取る工夫がされています。これにより、インドにおける住宅開発のための資金提供を通じ、地域社会の課題解決に貢献することを目指しています。
先行プロジェクトの成功
実際、このファンドの第1号案件として、2025年9月にはムンバイ市北東部における住宅開発プロジェクト「Maverick 2」向けの社債引受けが決まっています。これにより、当社はすでにインド市場での基盤を築いており、今後の展開に大きな期待が寄せられています。
東急不動産のグローバル戦略
東急不動産は、海外市場への進出を意識した戦略的な投資を行っています。1973年にグアムにて宅地造成を開始し、その後アメリカ合衆国およびアジア各国で多くのプロジェクトを手掛けてきました。ニューヨークを始め、アジアではインドネシアを皮切りに地域に根ざした住宅開発を展開しています。その成功を踏まえ、アジア市場でのさらなる成長可能性に目を向け、シンガポールやマレーシア、中国、タイ、ベトナム、インドなどへ展開の幅を広げています。
環境への配慮とビジョン
東急不動産を中心とするグループは、2021年に発表した「GROUP VISION 2030」に基づき、環境経営およびDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に取り組んでいます。再生可能エネルギーの導入を進め、2030年に向けた中長期的な事業計画では、グローバルな視点を持ちつつ地域貢献を続ける姿勢を表明しています。これにより、事業のみならず地域社会との共生を図る形での発展を目指しています。
今後、東急不動産のインド市場での活動はどう進展していくのか、多くの人々が注目しています。