動物と共生する新しい障がい者支援施設「わおんグループホーム守谷」
茨城県守谷市にある「わおんグループホーム守谷」は、障がい者のためのグループホームであり、動物とともに暮らす新しい形の障がい者支援を提供しています。この施設は、保護犬や保護猫とともに暮らしながら、住人の心身が充実した生活を送ることを目的としており、その理念は日々の運営に息づいています。
新棟の開設と規模の拡大
「わおんグループホーム守谷」を運営する株式会社アクセットは、東京都墨田区と茨城県守谷市を主な拠点として、障がい福祉や在宅医療、不動産などさまざまな事業を展開しています。今秋、新たに茨城県取手市に13棟目の新施設(新取手4丁目棟)を開設し、全90床の拡大を目指しています。この新しいグループホームでは、利用者一人ひとりに寄り添ったサービスを提供していく予定です。
アニマルセラピーによる癒やしの空間
わおんグループホームでは、保護犬や猫を通じた動物介在療法が行われています。入居者はペットと一緒に生活することが可能で、専門のスタッフから動物との正しい接し方を学びます。このような環境が、入居者たちの心の豊かさを育んでいます。さらに、ルールは柔軟性があり、利用者の特性を尊重しているため、BBQや遠足といった季節のイベントも行われています。まるで第二の我が家のように、居心地の良いアットホームな雰囲気が魅力を増しています。
スタッフのサポート体制
「わおんグループホーム守谷」では、看護師が常勤しており、24時間体制で入居者を見守っています。食事や掃除、服薬管理、金銭管理など幅広い面で支援を行い、入居者が自立した生活を送る手助けをしています。2024年6月からは「ひばり訪問看護ステーションもりや」が併設され、医療ケアとの連携を強化し、より手厚いサービスの提供を目指しています。
チームでの支援とエピソード
若い世代のスタッフが多く、活気ある職場が魅力の一つです。スタッフは入居者一人ひとりの個性を大切にし、毎日の業務の中で「何が適切な支援か」をチームで話し合う文化を築いています。実際に、ある入居者が日々泣いていた時、スタッフの一言が彼にとって大きな支えとなったエピソードがあります。「息してるだけでえらいよ」と言われた瞬間、涙が止まり、その後、福祉の仕事の意義を感じたそうです。
また、入居者の親族が亡くなった際には、追悼のための帰省のサポートを行い、「行けなかったら一生後悔していた」と感謝の言葉をもらいました。これらのエピソードは、スタッフと入居者間の信頼関係が深まる瞬間であり、福祉の仕事の意義を再確認させてくれます。
「わおんグループホーム守谷」へのご応募
今後、「わおんグループホーム守谷」では、新たにサービス管理責任者を募集中です。入居者とスタッフの個性を尊重し、温かい場所作りに貢献できる人材を求めています。動物と触れ合いながら働きたい方、福祉の仕事に興味を持つ方は、ぜひご応募ください。
詳細は公式ウェブサイトやSNSでご確認いただけます。心あたたまる環境で、人々 同士のつながりを感じながら、共に過ごしてみませんか?