新東宝キネマノスタルジアの新作DVD情報
新東宝キネマノスタルジアから、待望の新作DVDが発売されることが決まりました。
特に注目を集めるのは、明治三大恋愛文学の一つである「婦系図」を原作とする『婦系図より 湯島に散る花』。この作品は、1907年に泉鏡花によって発表された名作を映画化したもので、多くの演劇や映画に取り入れられてきた経緯があります。今回、新東宝映画版として初めてのDVD化が実現しました。
「婦系図より 湯島に散る花」について
この映画は1959年に初公開されました。物語は、湯島天神の白梅にたとえられる儚い恋愛を描いており、主人公の早瀬主税が恩義と愛情の間で揺れ動く様子が描かれています。彼は幼少期に両親を失い、大学教授の元で育てられ、やがて士官学校講師として職に就きます。
そんな彼は運命的な出会いを果たした芸者のお蔦との恋に苦しみます。しかし、恩人である酒井教授が娘の結婚を望んでいたため、恋愛を打ち明けることができず、二人の関係に波乱が巻き起こります。
キャストとスタッフ
映画には天知茂や高倉みゆきをはじめとする豪華キャストが出演。
特に天知茂は主役として、相手役のお蔦を情熱的に演じた高倉みゆきと共に物語を牽引しています。また、この作品の監督は土居通芳で、「女間諜 暁の挑戦」や「爆弾を抱く女怪盗」など、女性を中心に描いた数々の作品を手掛けてきました。当初から彼の振り切った演出が期待されています。
特典情報
さらに新東宝からは、土居通芳監督の作品をセットにした「地平線がぎらぎらっ」+「汚れた肉体聖女」のツインパックも発表されています。これは、各作品にオリジナルタイトルロゴのステッカーが同梱された特別版。2つの映画は、異なるジャンルにおける禁忌の愛や男の欲望をテーマにしており、多様な視点で女性を描いている点が特徴です。
発売日と価格
今回のDVDの発売日は、2026年3月4日となっており、『婦系図より 湯島に散る花』は4,180円(税込)、ツインパックは6,380円(税込)で販売されます。お得に名作を手に入れるチャンスをお見逃しなく!
これらの作品は文化の財産であり、観る人々に様々な感情を呼び起こします。新東宝キネマノスタルジアの公式SNSも随時更新されるので、詳細な情報や特典をチェックすることをおすすめします。
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