CyberomiXがTwist Bioscience社のProLab認定を取得し、研究開発を加速

株式会社CyberomiXの設立と成長

株式会社CyberomiXは、京都市に本社を持つバイオテクノロジー企業です。2013年にイスラエルで開催された第一回Single Cell Genomics Meetingで、シングルセル遺伝子発現データを用いた疑似時系列解析の成果を発表したことをきっかけに、進化を遂げてきました。

同社は、京都大学iPS細胞研究所との連携により、ゲノム解析を行うコアファシリティを立ち上げ、iPS細胞の安全性評価基準の策定に取り組んでいます。この分野におけるパイオニア的存在として、高度な遺伝子解析技術を駆使し、医療および創薬研究の最前線で活動をしています。

Twist Bioscience社とのパートナーシップ

CyberomiXが新たに受けた注目の認定は、合成DNA技術で国際的に評価されているTwist Bioscience社からのProLab認定です。この信頼性の高いデータを提供する能力を認められたことにより、CyberomiXはDNAやRNAの高感度検出に関する研究開発を加速することが期待されています。

この認定は、日本において13番目となるProLab認定であり、CyberomiX代表が「この技術に注目し、発展を期待していた」と語るように、未来に向けた大きなステップとなりました。

研究の進展と受託サービスの開始

CyberomiXは、Twist Bioscience社の先端技術を活用し、全ての領域におけるデータ収集の均一性を追求することで、より精緻なゲノム解析を実現します。これにより、新しい病理ゲノムの手法開発や医療への効果的な介入が可能となるでしょう。また、同社はこの技術を用いた受託サービスも開始することで、そのビジネスモデルをさらに拡大させる方針です。