ジェイテクトがドローンサミットに初出展し新技術を発表

ジェイテクト、第4回ドローンサミットに初出展

株式会社ジェイテクトが、2025年9月24日から25日にかけて「ポートメッセなごや」で開催される第4回ドローンサミットに初めて出展することを発表しました。このイベントは愛知県、経済産業省、国土交通局が主催し、ドローン技術の進展を図る貴重な機会です。

ジェイテクトのビジョンとミッション

ジェイテクトは「技術をつなぎ、地球と働くすべての人を笑顔にする」というミッションを掲げており、2030年には「モノづくりとモノづくり設備でモビリティ社会の未来を創るソリューションプロバイダー」を目指すとしています。このビジョンを実現するために、既存製品の高付加価値化と新たな領域への挑戦を両立させる成長戦略を進めています。

ドローンサミットでの出展概要

今回の出展では、「あいちモビリティイノベーションプロジェクト -Sora Michi-」に参画し、ドローンの社会受容性や供給力の向上を目指します。ジェイテクトは開発中の国産フライトコントローラーや、自動車のバックアップ電源向けに開発した高耐熱リチウムイオンキャパシタ，「Libuddy®」を展示します。また、シンポジウムにも登壇し、業界での技術革新に貢献する姿勢を示します。

主要な出展製品

1. フライトコントローラー
ジェイテクトは自動車のステアリングシステムで培った技術を活かし、高い応答性や姿勢安定性を兼ね備えたフライトコントローラーを開発中です。突風時における安定性向上が試作評価テストで確認されており、高耐熱リチウムイオンキャパシタ「Libuddy®」との相乗効果で、より高性能なドローンの姿勢制御を図ります。

2. 高耐熱リチウムイオンキャパシタ「Libuddy®」
Libuddy®は、電気の出入りが非常に早く、優れた出力密度を誇る蓄電デバイスです。繰り返しの充放電に対する耐久性が高く、長寿命が特徴であり、これを搭載した補助電源システムを利用することで、ドローンの運動性能を大幅に向上させます。

小間番号とシンポジウムの詳細

ジェイテクトのブースは小間番号Pl-22にあり、「あいちモビリティイノベーションプロジェクト -Sora Michi-」内に位置しています。

シンポジウム講演の予定
公演日時：2025年9月24日（水）11:05～11:30
この講演では、ジェイテクトの中期経営計画に基づき、自動車部品でのコアコンピタンスを活かしたモビリティ拡張の取り組みや、ドローンの多様な利用方法についてお話しする予定です。