カルチュア・エンタテインメントグループがデジタル分野での更なる成長を加速
2022年12月2日、カルチュア・エンタテインメントグループ(CEG)は、デジタルマーケティングを専門とする株式会社XROSSOVERを子会社化したと発表しました。これにより、CEGはデジタル領域における事業競争力をさらに強化することを狙っています。
CEGの役割と実績
CEGは、エンタテインメントコンテンツの企画・制作を手掛ける企業グループであり、映画、音楽、出版、グッズなど様々な事業を展開しています。2022年3月には、映画『ドライブ・マイ・カー』がアカデミー賞国際長編映画賞を受賞し、その存在感を増しています。企業グループは、徳間書店や主婦の友社など、多岐にわたる分野での実績を持っています。これまでの取り組みを基に、持株会社体制への移行により意思決定を迅速化し、さらなる成長を目指しています。
株式会社XROSSOVERの特長
設立は2017年で、XROSSOVERはデジタルマーケティングの領域に特化した会社であり、クライアントに対してその価値を最大化するために幅広い支援を行っています。特に『現場ファースト』をテーマにして、クライアントの組織にもデジタルノウハウを浸透させる取り組みを進めています。これによって、持続的な成長とビジネスの拡大を図っています。
企業統合の意義
今回のM&Aにより、XROSSOVERのデジタルマーケティングにおけるノウハウとソリューション力を活かして、CEG全体のエンタテインメント事業のデジタル分野での競争力を高めることが期待されています。特に今後は、グループ内のシナジーを生かし、各事業の質的転換を図っていくことが重要です。
代表者からのメッセージ
クロスオーバーの代表、森寛弘氏は、「CEGの一員としてさらに成長していくことで、業界のリーダーとしてお客様へのサービスを向上させ、新たな体験を提供していく」と述べています。また、CEGの代表、中西一雄氏は、「デジタルマーケティングが事業全体において重要な役割を果たす中、クロスオーバーが持つ専門性が全体の競争力を高める」と期待を寄せています。
今後の展望
CEGは今後、デジタルマーケティング分野でのさらなる成長を狙い、戦略的なM&Aや提携を継続的に行っていく方針です。これにより、新たなIPの創出やメディアミックス戦略を強化し、エンタテインメント業界においての存在感を一層高めていくことが見込まれています。
CEGは、エンタテインメントコンテンツの新たな価値を模索し続け、未来を見据えた戦略的なアプローチを進めています。デジタルの力を活かし、業界に革新をもたらすことを目指しています。