敬老の日介護食デザートプロジェクトが成功、寄贈先の一般募集を開始

敬老の日介護食デザートプロジェクトのご紹介

この度、弊社は介護施設向けの特別なデザートサービス「kailo cake」を2024年2月から提供開始します。そのスタートを記念して、7月3日から7月31日まで「敬老の日介護食デザートプロジェクト」を実施し、クラウドファンディングにて多くの支援をいただき無事目標を達成しました。この場を借りて、すべての支援者に心より感謝申し上げます。

プロジェクトの背景

「食を楽しむことは年齢に関係なく大切だと思います」。このプロジェクトは、「#何歳になっても食を楽しめる社会」を目指し、高齢者が食事を楽しめるよう支援する一環です。私たちは、300人の高齢者に介護食デザートをお届けすることを目標に、この取り組みを始めました。

寄贈先の募集

プロジェクト寄贈先として募集するのは、高齢者施設です。特に嚥下機能に問題を抱える方々が多い施設に向けて、精一杯の心を込めたデザートをお届けします。個人や在宅の方は応募対象外ですが、興味のある施設様はぜひ寄贈先応募フォームからご応募ください。応募が多かった場合には選定を行いますので、ご了承ください。

寄贈先応募フォームはこちら

メルシープディング

このプロジェクトで提供するデザートの中核をなすのが「メルシープディング」です。このデザートは、独自の技術を駆使し、滑らかさを保ちながらほんのりとした柔らかさを実現しました。通常の介護食にはよく使われるとろみ剤を一切使用せずに、食材本来の力で調整しています。多くの試作を経て、摂食嚥下の専門家たちの意見を取り入れ、やっと完成しました。

メルシープディングの分類は、学会での基準で「1j」、嚥下食ピラミッドでは「L1」に位置付けられています。また、冷凍での提供が可能なため、介護の現場でも手軽に扱え、必要な際に解凍するだけで、すぐに美味しいデザートを提供できます。