昭和の青春が息づく特集上映、神保町シアターで開催!
来る2024年8月3日から、東京・神保町の「神保町シアター」で特集上映「太陽族とギラギラの若者たち」がスタートします。このイベントでは、石原慎太郎の小説を元にした「太陽族」映画が中心に、青春の激動を描いた名作たちが上映される予定です。近年、映画ファンたちの間で注目を集めているこの特集は、映画の魅力を再認識させる絶好の機会です。
特に「太陽族」という言葉は、1950年代に流行したもので、若者たちの無軌道な青春や、社会への反発を象徴的に捉えたものです。1956年に発表された芥川賞受賞作「太陽の季節」に由来し、そこから生まれた概念として、今もなお多くの人々に語り継がれています。この時代、太陽族の若者たちは、自由を求め、既存の価値観に挑戦していく様子が描かれています。
今回の特集上映では、名作映画がズラリと並びます。中でも、『狂った果実』や『太陽の季節』などが特に注目を集めています。これらの作品では、出演陣に石原裕次郎や仲代達矢、津川雅彦といった名優たちが名を連ねており、彼らの若かりし頃の姿を見ることができる貴重な機会です。また、映画監督たちは木下惠介や篠田正浩など、日本映画界を代表する巨匠たちが揃っています。彼らの手がけた作品を通じて、新しい発見があることでしょう。
上映される主な作品には、以下のような映画があります:
- - 太陽の季節(監督:古川卓巳、1956年)
- - 狂った果実(監督:中平康、1956年)
- - 青春残酷物語(監督:大島渚、1960年)
これらの映画は、上映を通じて昭和という時代の青春の“ギラギラ”したエネルギーを感じることができ、観客に強烈な印象を与えることでしょう。
神保町シアターは本の街にふさわしい名画座として、ただ映画を見るだけでなく、上映を通じて多くの文化を享受できる場でもあります。入場料金は一般1300円、シニア1100円、学生900円という配慮も嬉しい限りです。しかし、8月13日と27日は施設点検のため休館となるので、この点にも注意が必要です。
この夏、神保町シアターで再び甦る昭和の青春。映画の中の若者たちの情熱を感じながら、心に響く名作たちを楽しんでみてはいかがでしょうか。詳しい上映スケジュールや作品については、
神保町シアターホームページで確認できますので、ぜひチェックしてみてください。
《特集上映概要》
- - イベント名:太陽族とギラギラの若者たち
- - 開催期間:2024年8月3日(土) ~ 8月30日(金)
- - 場所:神保町シアター
- - 所在地:千代田区神田神保町1-23
- - お問い合わせ:TEL.03-5281-5132
- - 料金:一般1300円、シニア1100円、学生900円
この夏は、神保町シアターで心震わせる青春の旅に出かけてみましょう!