SHOW-GO/抄語、公式ファンクラブ「暮らし道楽帖」始動
ビートボクサーとして国内外で名を馳せるSHOW-GO(抄語)が、ファンとの交流を深めるための公式ファンクラブ「"暮らし道楽帖" SHOW-GO/抄語 Official FanClub」を立ち上げた。運営はクリエイターとファンをつなぐプラットフォームを提供するSKIYAKI。サイトはBitfan上で展開され、月額会費は税込660円に設定されている。
若きアーティストは1999年北海道生まれ。中学時代に独学でヒューマンビートボックスを習得し、国内外の大会で存在感を示してきた。近年は“抄語”名義で歌唱や作詞作曲にも活動の幅を広げ、2025年8月には初のエッセイ集『躍る心にまかせて』を刊行。音楽制作だけでなく、映像やデザインまですべて自ら手掛けるクリエイティブぶりが注目されている。現在は自ら改装した京都の町家スタジオを拠点に制作活動を続けている。
ファンクラブでは、日常と制作の両面を伝える多彩なコンテンツを用意。会員限定のBLOG『道草日誌』や音楽コンテンツ『ロジオク創音記』、デザインや落書きを公開する『落書き帳 おてより』、生配信『どんつく通信』など、ファンが直接アーティストの創作現場をのぞける構成だ。オンラインストア『えりあし商店』の開設も予定しており、限定グッズや音源の販売も期待される。
決済はクレジットカードや主要携帯キャリア決済、あと払い(ペイディ)に対応しており、国内外のファンが利用しやすい形を目指している。運営元のSKIYAKIは、Bitfanを核にオフィシャルサイト構築やEC、ライブ配信、チケット販売などをワンストップで提供しており、多言語・多通貨対応や海外送金機能を備えた点が強みだ。実際、Bitfanは2020年に日本サービス大賞(総務大臣賞)を受賞している。
SHOW-GO自身の創作姿勢や暮らしぶりに触れられるこの場は、単なるファンクラブを超えて「アーティストの日常を共有し、ともに育てるコミュニティ」を目指しているようだ。初公開のエッセイや、独自のビート表現と歌がどう結びつくのか、今後の配信と企画に注目が集まる。
詳細と入会は公式サイト(https://showgo.bitfan.id/)で確認できる。新たな動きは、京都を拠点に活動する若いクリエイターの発信力をさらに高めることになりそうだ。