サステナブルコスメアワード2024での栄光
近年、環境への配慮が求められる中、コスメ業界でもサステナブルな取り組みが重要視されています。そのような中で「サステナブルコスメアワード2024」において、原料からパッケージに至るまでサステナブルにこだわる"Ethique(エティーク)"と、静岡県の耕作放棄地からアップサイクルされた"茶の実"を使用した"采茶~SAICHA(サイチャ)"が審査員賞3部門を受賞しました。また、株式会社ピー・エス・インターナショナルが企業賞を獲得したことも大きな話題となっています。
受賞の背景
株式会社ピー・エス・インターナショナルは、東京都港区を本社に置く企業で、
代表取締役会長兼社長兼CEOの浜口直太さんがリードする中、エコに配慮した製品の開発に注力しています。「Ethique」はニュージーランド発のサステナブルビューティーバーであり、そのすべての原料とパッケージが環境に優しいことが特徴です。また、「采茶」では、茶の実を利用し、無駄をなくすアップサイクルな製品作りを行っています。
これらのブランドが受賞したのは、SDGsの理念に基づいた製品づくりが評価されたためです。
エティークの特徴
エティークは、2012年に設立され、以来、使い捨てプラスチックボトルの削減に挑戦しています。シャンプーバーやコンディショナーバー等、固形製品は全て水を使わずに固形化されており、環境に優しいだけでなく、使い心地もサロンクオリティ。特に、ノンシリコーン・ソープフリーのシャンプーは、髪一本一本に輝きと潤いを与え、洗い上がりの仕上がりも絶賛されています。
さらに、エティークは、3年連続で審査員賞を受賞し、その結果として3製品が「殿堂入り」に認定される栄誉を得ました。
采茶の魅力
一方、「采茶」は静岡県の特性を活かしたスキンケアブランドで、耕作放棄地に生育する茶の実を使用しています。このオイルは希少性が高く、肌にハリや潤いを与え、アンチエイジングに効果的であるとされています。社会的課題に取り組みながら、美容効果を追求する姿勢が評価され、アップサイクル部門でも賞を獲得しました。
授賞式の詳細
授賞式は2025年2月14日から16日まで、国立代々木競技場 第一体育館で開催される「NEW ENERGY TOKYO」の会場内で行われます。この会場は、さまざまなエコロジーやエネルギーに関するイベントが予定されており、持続可能で環境に優しい製品が多く紹介される予定です。
未来の展望
サステナブルコスメアワードの受賞は、これからのコスメ業界における環境への配慮の重要性を再認識させる重要な出来事です。消費者の意識も高まり、よりエコな製品を選ぶ時代にますますシフトしていくことでしょう。エティークや采茶のようなブランドが市場でさらなる成長を果たすことに期待が寄せられています。
これらの取り組みは単なるトレンドに留まらず、私たちの暮らしをより良いものにしていく鍵となるでしょう。環境保護のために美しさを追求し、サステナブルな選択をすることが求められています。