EC業界の新しい風、"届いてから払い"の効果
近年、EC事業が急成長を遂げる中、その決済方法は多様化しています。そこで注目されているのが、株式会社キャッチボールが日本第一製薬のECサイトで導入した後払い決済サービス、「届いてから払い」です。この新しい支払い方法は、消費者にとって商品を手に取って確認した後に決済を選ぶことができるため、大きな利便性を提供します。
導入の背景
日本第一製薬は、「10年後も心豊かに、健やかに」というスローガンのもと、健康食品や化粧品を提供しています。彼らは2023年から新たな後払い決済サービスとして「届いてから払い」を導入しました。この決定は、従来の後払い決済サービスが終了したことを受けてのことです。特に、同社の電話注文は全体の7割を占めており、安心して通販を利用するための後払いが不可欠でした。
「届いてから払い」では、消費者により豊富な支払い方法を提供し、商品を確認してからお支払いを選ぶことが可能です。これにより、購入者はより安心して商品を購入できる環境が整い、満足度が高まります。さらに、キャッチボールの「販促オプション」により、決済画面に商品プロモーションバナーを表示できるため、売上拡大も見込まれています。
利用率と効果
日本第一製薬では、「届いてから払い」を導入した結果、後払い決済の利用率が81.7%に達しました。これは、消費者が求める安心感と利便性を意識した結果、売上の向上と顧客満足度の向上を実現することができた証です。
今後、日本第一製薬は月商5000万円を目指し、オプションサービスの「販促オプション」を活用する計画です。これにより、アップセルやクロスセルの機会を増やすことを期待しています。顧客との関係性をより深めるための戦略が進められています。
"届いてから払い"の詳細
「届いてから払い」というサービスは、消費者が商品を受け取った後に支払い方法を決定できる新しい後払い決済サービスです。コンビニ現金払い、銀行振込、郵便振替、クレジットカード、PayPay、キャリア決済など、さまざまな支払手段が用意されており、利用者の利便性を追求しています。
また、請求業務は株式会社キャッチボールが行い、100%代金を保証するため、企業にとっても未回収のリスクを軽減する安心な決済システムとなっています。オプション機能である「販促オプション」は、決済完了画面にバナー広告を表示する機能があり、これによって未払いの減少と顧客のLTV(ライフタイムバリュー)の向上にも寄与しています。
詳細はキャッチボールの公式サイトで確認できます(
こちら)。
会社概要
日本第一製薬株式会社
- - 設立: 2007年6月
- - 代表者: 兼原 保行
- - 所在地: 福岡県福岡市博多区
- - URL: jp-no1.co.jp
株式会社キャッチボール
このように、後払い決済は消費者に安心と便利さを提供し、EC業界での成長を促進する重要なツールとなっています。今後の展開にも注目が集まります。