オクトパスエナジーが鹿島アントラーズと提携
環境に配慮したエネルギーの供給を目指すオクトパスエナジーが、サッカークラブ鹿島アントラーズとのパートナーシップ契約を締結しました。この提携により、2025年の夏頃には、茨城県のカシマサッカースタジアムへのグリーン電力供給が開始される予定です。
グリーンエネルギーの供給計画
オクトパスエナジーは、鹿島アントラーズと共同で、茨城県内に太陽光発電サイトを開発し、その生成したエネルギーを活用してカシマサッカースタジアムやその関連施設へのグリーン電力供給を実現します。特に、地域のサポーターや企業、行政と連携することで、スタジアムで使用される電力の県内産率向上にも取り組む方針です。
カシマサッカースタジアムは、行政とプロスポーツクラブが協力し、都市計画とも連動した運営体制が特徴です。このスタジアムに供給される電力をグリーンに切り替えることで、鹿島アントラーズの活動及び施設運営の脱炭素化を加速させることが期待されます。これは「エネルギーの地産地消」を支援し、地域密着型エネルギーサービスを提供するオクトパスエナジーにとっても重要なステップです。
発展するエネルギー戦略
新たなパートナーシップにより、双方は共にエネルギー戦略の可能性を広げていくことを目指しています。オクトパスエナジーは、地域や鹿島アントラーズを支えるファンのエネルギー関連の問題にも対処し、ビジネスの発展にも寄与していく所存です。 エネルギー分野における持続可能な社会の実現を目指し、オクトパスエナジー日本の取締役、悦喜亮二氏は、鹿島アントラーズとの連携を「スポーツと地域、そしてエネルギーの新たな価値を生み出す取り組み」と自負しています。
鹿島アントラーズの環境施策
鹿島アントラーズは、スタジアムにおいてカーボンニュートラルLPガスの導入など、環境に優しい取り組みをすでに実施しています。普段のスタジアムグルメの提供や芝生の養生にもこの取り組みが活かされています。さらに、茨城県は豊かな自然環境を守るため、再生可能エネルギーの導入促進など、カーボンニュートラルを目指した施策を進めています。
まとめ
地域密着型エネルギーサービスの提供を進めるオクトパスエナジーと、環境という観点から先駆的な取り組みを行う鹿島アントラーズによる今回のパートナーシップは、地域の発展だけでなく、持続可能な社会の形成にも寄与することが期待されます。今後の展開が楽しみです。