共立製薬が茨城・つくばに新研究開発棟を設立
共立製薬株式会社(本社:東京都千代田区)が、2025年11月に茨城県つくば市に新たな研究開発棟の設立を発表しました。これにより、同社は自社開発の強化を目指し、迅速で効率的な製品開発を実現するための新たな基盤を構築することになります。
新研究開発棟の背景と目的
研究開発は企業の競争力を左右する重要な要素です。当社では、これまで研究開発関連の施設が敷地内に散在していましたが、十分な環境とは言えませんでした。このため、新研究開発棟では、様々な研究機能を集約し、効率的に運用するための環境整備が行われます。特に、国内外の防疫対策の変化に柔軟に対応するため、バイオセキュリティの強化を図ることが重要です。
研究棟の特徴
1. 多様な試験に対応可能な設計
新研究棟では、各試験ごとに専用区画を設けることで、複数の試験を同時進行することが可能になります。一部の試験室は、用途の変更に対応できるフレキシブルな設計が施されており、設備を共有することで全体の稼働率を高めることが期待されます。
2. 環境への配慮
周辺住環境への影響を最小限に抑えるため、建物の設計段階から騒音や臭気対策が施されています。地域との共生を重視しており、施設の稼働が地域住民に安心と信頼をもたらすよう努めています。
3. 研究と連携の促進
開放的な事務室空間が設けられており、部門間のコミュニケーションを円滑にします。この設計により、業務効率が向上し、新製品の開発や既存製品の改良が加速されることを目指しています。
研究棟の概要
- - 所在地: 茨城県つくば市高見原2-10-71(共立製薬 つくば拠点内)
- - 建築面積: 1,891.68㎡
- - 延床面積: 5,319.44㎡
- - 構造/規模: 鉄筋コンクリート造 / 地上3階地下1階
- - 施設用途: 事務所・動物飼育室・実験室・焼却炉・排水処理
- - 着工: 2024年5月
- - 完成: 2025年11月
共立製薬株式会社の概要
1955年に創業した共立製薬は、「動物と人の進む道を創る」というミッションのもと、動物医療分野でのリーディングカンパニーとして地位を確立しています。犬や猫用の医薬品、畜水産動物用の医薬品など幅広い範囲での開発・製造・販売を行い、国内外で活躍しています。
- - 代表者: 代表取締役社長 髙居隆章
- - 設立: 1955年5月
- - 資本金: 5,500万円
- - 従業員数: 728人(2025年5月末時点)
- - 事業内容: 動物用医薬品の開発・製造・販売・輸出入
- - 公式サイト: 共立製薬株式会社