2025年7月22日、海に住む不思議な生き物を探求する新刊『海のちいさないきもの図鑑』が登場します。この図鑑は、海の中に生息する骨のない生き物、いわゆる“むせきつい動物”に焦点を当てています。
海中には、我々人間の想像を超えた多様な生態系が広がっています。特に、クラゲやクリオネ、プランクトン、そして興味深いメンダコやダイオウグソクムシなど、むせきつい動物たちはその代表例です。骨がないという特性ゆえの独特な形状や生態が、まさに未知の世界への扉を開いてくれます。
本書では、驚きに満ちたむせきつい動物たちの世界を、豊富なイラストや図解、写真を通じてわかりやすく解説しています。たとえば、ストレスを感じると若返るベニクラゲや、可愛らしい見た目とは裏腹に独特の匂いを持つメンダコ、さらには魚の血を吸うことでカラフルに変身するウミクワガタなど、各種むせきつい動物の生態について、楽しみながら学べる構成になっています。
著者は、元むせきつい動物研究者の「むせきつい屋さん」。彼女の情熱あふれるイラストやユーモアに富んだ文体が、むせきつい動物たちの魅力を一層引き立てています。また、体の構造や特徴についても詳しく解説しており、読んでいると自然と知識が深まります。著者のバックグラウンドが、科学的な信頼性を高めています。
監修を務めるのは、北里大学海洋生命科学部の広瀬雅人氏。彼の専門知識により、ただの娯楽本ではなく、しっかりと生物について学べる教材としての側面も持っています。むせきつい動物の生態や特徴を知ることで、子どもから大人まで広く楽しむことができるのが、この図鑑の最大の魅力です。
さらに、すべての本文にルビが振られているため、大人だけでなく子どもたちも気軽に読めるよう配慮されています。これにより、家族で楽しむことができ、共に学び、発見するきっかけを提供します。
『海のちいさないきもの図鑑』は、海の生き物に興味を抱き始めた人々にとって、まさに必携の一冊となることでしょう。むせきつい動物たちのなるほど!な生態を理解し、あなたの推しの“ほねなし”を見つけてみてください。日常の中での小さな冒険として、海の世界を感じるための素晴らしい機会です。
また、本書は発行元の株式会社西東社から発売され、定価は1,100円(税込)。オンラインストアからも購入できるため、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。未知なる海の仲間たちと出会う旅、始めましょう。
詳細情報は公式サイトやAmazon、楽天ブックスで確認できます。海のふしぎな生き物たちを知り、深い海の世界に触れてみませんか?