ベトナム教習所の指導員が広沢自動車学校を訪問
2026年3月25日、株式会社広沢自動車学校(徳島県徳島市)は、ベトナムの有名な教習所グループ「ヴァンタイングループ」の教習指導員を招き、日越間の安全運転教育に関する交流学習を実施します。この取り組みは、国際的な交通安全改善へ向けて、日本の安全運転教育を世界に広めるための重要なステップと位置づけられています。
背景と目的
世界保健機関(WHO)の調査によると、交通事故による死亡者数は毎年約119万人に上り、特にアジア地域の交通事故死亡率は深刻な状況にあります。日本国内の交通事故死亡率はこれらの国々と比べて低く、その背景には質の高い交通安全教育が存在します。この教育はただ運転技術を教えるだけでなく、法規遵守の精神や譲り合いの心といった運転マナーにまで深く及んでいます。
広沢自動車学校は、これら日本式の教育ノウハウをベトナムの交通社会へ伝えることで、安全運転教育の質を向上させ、交通事故の減少を目指しています。
経緯と提携の重要性
このプロジェクトは、2025年3月に結んだヴァンタイングループとの戦略的提携から始まりました。教習に特化したカリキュラムを開発し、日越の教育体制の連携を図ることで、現地の指導員が日本の教習現場で直接学べる機会を設けています。
今後、広沢自動車学校の指導員とヴァンタイングループの指導員が共に知識や技術を共有し、相互に学び合う「相互学習」を通じて、教育の質をさらに向上させていく予定です。
交流学習プログラムの内容
具体的なプログラムとしては、以下の内容が予定されています。
- - 安全運転の取り組み紹介:事故防止の手法や、安全意識を育む指導法を共有。
- - 施設見学:教室やコース、管理部門の視察を通じて、安全管理体制を理解。
- - 学科教習の見学・体験:日本の学科教習の進め方や指導方法について把握。
- - 実技教習の見学・体験:場内コースの視察や運転技術の体験。
- - 危険予測トレーニング:シミュレーターを利用し危険を察知するトレーニング。
- - 共同ワークショップ:指導員同士で課題を共有し、改善案を検討。
代表者の想い
株式会社広沢自動車学校の代表取締役、祖川嗣朗氏は「交通安全に国境はない。ベトナムのヴァンタイングループの指導員を迎え、共に学ぶことを嬉しく思う。日本の教習ノウハウは世界に誇れる価値を持つものであり、この相互学習を通じて事故のない社会の実現に向けた『教育のあり方』を追求していきたい」と語っています。
会社概要と今後の展望
広沢自動車学校は、徳島県内で最大の入校生数を誇る指定自動車教習所です。初心運転者の交通事故率を0にすることを目指しています。また、徳島県とベトナムの連携を深め、多国籍の技能者育成の橋渡しを行い、双方の地域と国の発展に寄与する予定です。
これからも広沢自動車学校は、国際的な交通安全教育を推進し、事故のない未来作りに取り組んでまいります。