家電のユニバーサルデザイン
2024-06-26 14:02:32

誰もが快適に!家電のユニバーサルデザイン最前線:50周年記念講演会が開催

誰でも使いやすい家電製品を目指して:ユニバーサルデザインの先端開発講演会



一般財団法人 家電製品協会は、2024年9月に創立50周年を迎えます。これを記念し、7月30日(火)に「誰一人取り残さない社会への貢献 ~ユニバーサルデザインの先端開発~」と題した講演会を開催します。会場は早稲田大学国際会議場(第三会議室)です。

ユニバーサルデザインとは、年齢、性別、障がいの有無に関わらず、誰もが使いやすい製品やサービスをデザインすることです。近年、高齢化社会や多様化するニーズに対応するため、家電製品にもユニバーサルデザインの考え方が取り入れられています。

今回の講演会では、ユニバーサルデザインの第一線で活躍するソニーグループ株式会社とパナソニック株式会社から、それぞれの取り組みについて講演いただきます。

講演内容

ソニーグループ株式会社 サステナビリティ推進部 西川 文 氏
「誰もが自分らしく、感動を分かち合える未来のために」
ソニーグループのユニバーサルデザインへの取り組みについて、具体的な事例を交えながらお話いただきます。

パナソニック株式会社 事業開発センター 松田 淳一 氏
「背後に近づく自動車などを検知する、聴覚障がい者向け外出支援デバイス『コデカケ』」
聴覚障がい者の方々が安心して外出できるよう開発された、ユニバーサルデザイン製品「コデカケ」について、開発背景や機能、今後の展望などを語ります。

参加費は無料です。興味のある方は、下記URLまたはQRコードからお申し込みください。定員は80名で、先着順となります。

申込方法

URL:https://forms.gle/CbHmcyi2SfVqy2bA8
QRコード: [QRコード画像を挿入]

協賛

早稲田大学 人間科学学術院
公益財団法人 共用品推進機構
一般社団法人 日本電機工業会
一般社団法人 電子情報技術産業協会
一般社団法人 日本ガス石油機器工業会

主催

一般財団法人 家電製品協会
ユニバーサルデザイン技術委員会

問い合わせ先

一般財団法人 家電製品協会 家電業務部 川内
TEL: 03-6741-5601
E-mail: [email protected]

家電製品協会の取り組み

一般財団法人 家電製品協会は、家電製品の安全性の向上、アフターサービスの充実、環境問題への対応など、幅広い分野で活動しています。ユニバーサルデザインに関しても、ガイドラインを策定するなど、積極的な取り組みを行っています。

主なガイドライン

家電製品における操作性向上のための点字表示に関するガイドライン(2006年3月発行)
家電製品における操作性向上のための報知光に関するガイド(2009年11月発行)
家電製品における操作性向上のための音声案内に関するガイド(2015年3月発行)
家電製品における操作性向上のためのICT機器連携に関するアクセシビリティ一般要求事項(2021年10月発行)
* 家電製品における操作性向上のための報知音に関するガイドライン第2版[改訂](2018年3月発行、2022年10月改訂)

誰もが安心して暮らせる社会に向けて



今回の講演会は、ユニバーサルデザインという考え方を通して、誰もが快適で安全な生活を送ることができる社会の実現を目指しています。

ソニーグループとパナソニックの講演では、最新技術を用いたユニバーサルデザイン製品やサービスが紹介される予定です。講演を聴くことで、ユニバーサルデザインの重要性や可能性について理解を深め、日々の生活に役立つヒントが得られるでしょう。

多くの方々の参加をお待ちしております。

家電製品協会の取り組み:ユニバーサルデザインの重要性を再認識



今回の講演会は、一般財団法人 家電製品協会が開催する50周年記念事業の一環として行われます。同協会は、長年、家電製品の安全性や環境問題など、様々な課題に取り組んできました。その中でも、近年特に力を入れているのがユニバーサルデザインです。

講演内容からは、ソニーグループとパナソニックが、それぞれユニバーサルデザインへの取り組みを積極的に推進していることが分かります。ソニーグループは、誰もが自分らしく感動を分かち合える未来を目指し、パナソニックは、聴覚障がい者向け外出支援デバイス「コデカケ」など、具体的な製品開発を進めています。

これらの取り組みは、単に製品の使いやすさを向上させるだけでなく、社会全体の包容性を高めることに繋がるでしょう。高齢者や障がい者など、様々な人々が安心して暮らせる社会の実現に向けて、企業が積極的にユニバーサルデザインに取り組むことの重要性を示しています。

講演会では、具体的な事例や技術革新を通して、ユニバーサルデザインが私たちの生活をどのように豊かにするのか、その可能性について深く考えることができるでしょう。参加者にとって、新たな視点や知見を得る貴重な機会となるはずです。

家電製品協会は、今後もユニバーサルデザインの普及促進に貢献していくとともに、様々な分野において、人々の生活をより豊かにするための活動を継続していくことを期待します。

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