現代婚活と女性像
2025-03-07 11:17:19

国際女性デーに考える、現代婚活に求められる女性の姿とは

国際女性デーに考える、現代婚活に求められる女性の姿



毎年3月8日、国際女性デーが国際的に認識される中で、現代の婚活市場における女性に対する求められる姿が大きく変化しています。結婚相談所「マリーミー」を運営する株式会社エムエスピーの代表、植草美幸氏は、その変遷を明らかにしました。2009年の設立以来、年間約6,500件のカウンセリングを行い、その結果から見えてきた現代の結婚市場の動向を探ります。

現在の婚活市場と女性に求められる姿


当初、結婚相談所では女性の年収欄がプロフィールシートに存在しないことが多く、「家庭は男性が養う」という古い価値観が根強くありました。しかし、時代が進むとともに、高収入を誇る女性が増加し、「稼げる女性」が好まれるようになったのです。高年収の男性は、同等の経済力やキャリアを持つ女性に魅力を感じ、共に成長できる関係を望む傾向が強まっています。

男女平等の考え方の変化


現在、特に若い世代は男女平等の視点を強く持っています。男女雇用機会均等法から40年が経過した今でも、依然として古い価値観を持つ世代が多い一方で、20代の男女は新しい考え方を持ち始めています。男性の側でも育児休暇を取得することや、家事を分担することが一般的になりつつあり、「デート代は男性負担」や「家事は女性の仕事」といった固定観念が徐々に崩れつつあります。

現代の婚活市場で求められる女性の三つのポイント


植草氏によると、今の婚活市場で最も求められる女性の条件は、以下の三つです。
1. 生活力があること
しっかり働き、家事をこなすだけでなく、基本的な生活に関するコストの感覚を持つ人が求められます。自立し、健康的な生活ができているかどうかが重要です。
2. 自分の時間や趣味を大切にしていること
仕事以外にも興味を持ち、自己成長を続けている人が魅力的です。充実したプライベートを持つことで、パートナーに対する過干渉が減り、安心感を与えられます。
3. 外見に気を配ること
美しさだけでなく、清潔感や身だしなみを整えることも大切な要素です。

以上のポイントは、かつての価値観が逆転した結果でもあり、今の婚活市場では男女の求めるものが同質化してきています。このトレンドに対し、婚活に取り組む際には、自己をしっかり見つめ直し、社会のニーズに合った自分を育てていくことが求められるでしょう。

結婚相談所マリーミーの今後の展望


マリーミーは今後も、時代に寄り添った婚活のアドバイスを続けるとし、結婚相手を望む多様なニーズに応えるため、進化しつづける意思を示しています。これからの婚活がどう進化していくのか、私たちも見逃せません。

代表・植草美幸のプロフィール
植草氏は1995年に人材派遣会社を設立し、2009年に結婚相談所マリーミーをスタート。約16年の実績の中で、年間約2,000人にアドバイスを提供し、成婚率は業界平均の80%を誇ります。著書も多数出ており、婚活に関する知見を広く共有しています。


画像1

会社情報

会社名
結婚相談所マリーミー
住所
電話番号

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。