ワンセグ満足度調査結果
2008-04-23 14:00:34
ワンセグ携帯満足度調査:パナソニックがトップ!視聴傾向や重視ポイントも明らかに
ワンセグ携帯満足度調査:パナソニックがトップ!視聴傾向や重視ポイントも明らかに
2008年3月5日から13日にかけて、インターネット調査サイト『DIMSDRIVE』を運営するインターワイヤード株式会社が、全国のモニター8642人を対象に携帯電話・PHSのワンセグ機能に関する調査を実施しました。その結果、ワンセグ機能の満足度ではパナソニックがトップに立ち、視聴頻度や視聴番組ジャンル、重視する機能などに興味深い傾向が明らかになりました。
ワンセグ視聴の実態:視聴頻度と視聴しない層
調査によると、ワンセグを「ほぼ毎日」視聴する人は全体の8.2%にとどまりましたが、「週に1回以上」視聴する人は45%と、半数近くが定期的に視聴していることがわかりました。
一方で、男性の11.2%、女性の21.2%はワンセグを全く視聴していないと回答。特に女性においては、所有しているにも関わらず視聴しない人が2割にのぼることが判明しました。また、視聴頻度は男性の方が女性よりも高い傾向が見られました。
視聴番組ジャンル:男女間の嗜好の違い
視聴する番組ジャンルは、男女間で大きな違いが見られました。男性は「ニュース・報道」(60.6%)、「スポーツ」(35.6%)を好む傾向にある一方、女性は「バラエティ」(35.8%)、「ドラマ」(25.9%)を多く視聴していました。この結果から、ワンセグの利用シーンや情報ニーズに男女差があることが分かります。
ワンセグ機能満足度ランキング:パナソニックの強み
ワンセグ機能の満足度では、パナソニックが72.5%の満足度で1位を獲得しました。シャープ(66.0%)、カシオ(64.4%)がそれに続きました。
一方、不満度では三菱電機が21.1%でトップとなり、ソニーエリクソン(20.8%)、富士通(18.1%)と続きました。三菱電機とソニーエリクソンは満足度が高い一方で不満度も高いという特徴がありました。
パナソニックは満足度が非常に高く、同時に不満度が低いという結果から、高い顧客満足度を実現していると言えるでしょう。
ワンセグ利用における重視ポイント:画面の見やすさが重要
ワンセグ機能で重視する点として、「映像がきれい」(46.6%)、「受信感度が良い」(40.8%)、「画面が大きい」(34.1%)が上位を占め、画面の見やすさが重要な要素であることが示唆されました。
「大手テレビメーカーの液晶を使っている」は7.7%と低い数値となり、液晶メーカーよりも画面の見やすさを重視するユーザーが多いことが分かりました。ただし、シャープ、パナソニック、日立などのテレビメーカー製携帯電話・PHSを使用しているユーザーは、大手テレビメーカーの液晶を比較的重視している傾向が見られました。
北京オリンピック視聴意向:約4割が視聴を希望
最後に、ワンセグで北京オリンピックを視聴したいかという質問には、「ぜひ見たい」「やや見たい」を合わせた約4割(39.5%)が視聴を希望すると回答しました。「あまり見たいとは思わない」「全く見たいとは思わない」を合わせた33.5%と比較して、視聴意向の方が高い結果となりました。
まとめ
今回の調査結果から、ワンセグ携帯の利用状況、満足度、視聴傾向などが明らかになりました。パナソニックの高い満足度、男女間の視聴番組ジャンルの違い、画面の見やすさへのニーズなど、今後の携帯電話開発やサービス提供において重要な示唆が得られました。
会社情報
- 会社名
-
インターワイヤード株式会社
- 住所
- 東京都品川区南大井5-19-8
- 電話番号
-
03-5764-3280