Thinkingsの新たな採用選考システムの誕生
東京都中央区を拠点とするThinkings株式会社は、自社の採用管理システム「sonar ATS」と、株式会社ZENKIGENの対話型AI選考システム「harutaka AI面接」とのAPI連携を発表しました。この連携により、企業は採用プロセスを一本化し、より効率的に管理できるようになります。
API連携の目的
今回のAPI連携は、Thinkingsが提供するsonar ATSをご利用の企業が、手間なく「harutaka AI面接」を利用できる環境を整えることを目的としています。この結果、応募者はsonar ATSを通じてスムーズにAI面接が受けられ、採用担当者は選考状況や結果をリアルタイムで確認することができます。これにより、従来の選考プロセスでしばしば見られた手続きの煩雑さを解消し、効率化を図ることができるのです。
harutaka AI面接の特徴
「harutaka AI面接」は、面接をAIが担当することで、個々の応募者に最適化された質問や状況を提供するサービスです。従来の静的な選考方式とは異なり、AI面接官が各応募者の特性を瞬時に分析し、その人の強みを最大限に引き出す質問内容を生成します。これにより、応募者はより自分をアピールしやすくなります。
連携の背景
近年、採用業務におけるAIの活用が進む中、既存の初期選考では候補者の魅力を十分に引き出せないという声が多く聞かれます。また、機械的な評価に不安を感じる企業も存在します。こうした課題の解決の一環として、sonar ATSは、50以上のサービスとの連携を行っており、約8割のユーザーがこれを活用しています。
当社では「候補者一人ひとりと向き合う採用」の重要性を深く理解しており、harutaka AI面接との連携は、両社の価値観を体現するものと考えています。これにより、採用の効率を高めつつ、最適なマッチングを目指すことができます。
具体的なメリット
採用担当者の利便性
- - harutaka AI面接の選考結果がsonar ATS上でリアルタイムにチェック可能。
- - 候補者情報と選考結果が一元管理できることで、業務負担の軽減と選考の迅速化が図れる。
候補者の体験向上
- - 応募者はsonar ATSを通じて、選考案内が受け取れるため、自らの手でシームレスにAI面接を始められます。
sonar ATSの取り組み
sonar ATSは、2024年10月には連携サービス数が50を超える見込みです。この成果は、人材採用からマネジメント、育成に至るまでのプロセスにおいて、組織づくりのエコシステムを進化させるためのものです。息の長いサービスとして、HRの情報収集から導入までをフルサポートする「sonar store」を用意し、企業の多様なニーズに応えています。
このように、ThinkingsとZENKIGENの連携により、採用選考が大きく進化することが期待されます。企業はこの新しいAIテクノロジーを活用することで、円滑かつ効果的な採用活動を展開していくことが可能になるでしょう。